「――――俺は今、乙女ゲームの世界にヒロインとしているっぽい」 重度の乙女ゲーマーの夢子のもとにかかってきた電話は、幼馴染みの涼矢(男)のそんな一言から始まった。 夢子が貸したゲームの中に、なぜか入り込んでヒロインをさせられている可哀相な幼馴染(男)。なぜか電話だけは通じるので、夢子は電話越しにサポートキャラとして、涼矢をなんとか現実世界に帰れるようにアドバイスしていくが……? 「夢子! ヘルプ、ヘルプだ! 至急アドバイス求む!」 「えー、なんなわけ?」 「先輩に校舎裏に呼び出されたんだがどうすればいい!?」 「キスされてこい」 「神も仏もねえな!」 ノリと勢いで軽く読める、ひたすらに幼馴染みが可哀相な、最終的にはハッピーエンドなラブコメです。
更新:2020/3/29
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花の金曜日。 会社帰りにやってきた質素な居酒屋で、一人で同僚を待っていた環(たまき)はふと、簾を挟んで向こう側の、隣の席の会話を耳にする。飛び出す魔王、聖剣、勇者という言葉達。環の隣の席では何故か、過去に魔王を倒したという、異世界から来た勇者パーティーがOB会を開いていた――――。 偶々現代日本の居酒屋で、ファンタジーな連中と居合わせた24歳OLの環が、ついついその会話を盗み聞きし、なんか段々他人事ではなくなってくる、そんなアホコメディ。 ※このお話は、皆さまから提供してもらったいくつかの題材を、少しずつ取り入れて書いたお題作品となります。
更新:2015/12/31
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