十三代友切の安土月子はお役目のため久しぶりに槻那見町を訪れていた。彼女の使命は新たに目覚めた人狼の鬼子、狭山宗哉の見極めである。宗哉が夜属の使命に従わない場合は実力を持って排除しなければならなかった。 時を同じくして額辺家に仕える刀剣九十九の夜属、友里雪花は〈試儀〉の相手として宗哉を選んだ。この試練を乗り越えなければ夜属としての雪花の未来はない。 こうして奇しくも二つの見極めが同時に行われる事になる。はたして宗哉と雪花の未来はどうなるのだろうか。 ※『人狼奇譚~そしてぼくらは蒼い夜のうたをきく~』より、試儀の話を抜粋、調整しました。
更新:2013/12/12
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