赤子の頃に”聖女”として神殿に預けられたルビィアは、今日も王国のため神殿で祈りを捧げる。そんなある日、騎士を伴い、婚約相手であるはずの王太子が乗り込んできた。「偽りの聖女ルビィア! 公爵家アーシア嬢の腕輪を奪い、”聖女”を騙った罪で断罪する! 私とお前の婚約は破棄だ」 身に覚えのない罪に問われ、神殿を追われたルビィア。彼女は本当に偽りの聖女だったのか。一方、ルビィアを失った王都は、途端に魔族に襲撃されて──。 ※汐の音様の「続自由絵」をお借りして描き出した、ほんのりダークな物語。ハロウィン・シーズンな幻想ストーリーをどうぞ。 ※11月2日夜/日間総合短編5位ランクイン! 有難うございます!!
更新:2022/10/31
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