ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

検索条件

ジャンル:Sf

Page6

条件をリセット
詳細条件で探す

電脳猟兵×クリスタルの鍵

主人公が選ぶ未来とは? アクションが見どころのSF、群像劇。

【物語は】  序章のニュースにて幕を開けていく。  主人公は賞金稼ぎ。この賞金稼ぎには、いろんな制約があるようだ。実際に彼らが活躍する場面から始まっていく。  その中で、賞金稼ぎとは実際どんなことをするのか? などが明かされていく。  彼らがこの時、対峙した相手とは? 【物語・世界観について】  ある事件から物語は始まっていく。クリスタルというものが情報の媒体になっているのだろうか? この時見つけたクリスタルから引き出した情報は、主人公にとって何か因縁があるものが混ざっていたらしい。  その詳細については今後明かされていくものだと思われる。  この世界の全員がそうなのかは分からないが、彼らにはナヴィゲータというものがいる(ある)ようだ。この電脳システムについては、まだ詳しく分からないが。  そして、それぞれのナヴィゲータ(電脳空間を渡る擬似人格)は性格が違うようである。  「」の形の種類によって会話がどこで(*)なされているのか、分けられているようである。 *「どこで」とは、電脳や表の会話など。 *かなり特殊な書き方をしていると感じた。 【登場人物について】  主人公の他によく登場するのは、同業者のロジャーという人物である。  主人公であるジャックは硬派な感じがするが、彼はどちらかというと軟派な印象。  その上、自由人のイメージを持った。  それぞれのナヴィゲータとのやり取りは、個性が出ており二人の性格が分かりやすいものとなっている。  序章で手に入れたデータに対しての二人の反応は異なる。ジャックは乗り気ではなさそうだがあらすじの内容からすると、いずれ考えを変え自ら関わっていくのかもしれない。 【物語の見どころ】  かなり特殊な書き方をしていると感じた。  「」などの後を改行しない部分が多くあるため、怒涛の勢いでストーリーが進んでいるような印象を受ける。  全体的にスピード感のある物語である。ただ、好みは分かれると思う。  男性のような話し方の女性が出てくるので、彼なのか彼女なおかいまいち掴み辛い部分もあるが、この物語はロマンスよりもアクション重視の物語だと感じた。  主人公が冒頭から続く事件の後、ロジャーと別れ帰宅する。その時、家には侵入者がいた。この人物は古い知り合いなのだろうか? この人物との遭遇が彼にとってのターニングポイントなのでないかと想像した。  見どころとしてはアクション部分だと思う。  読了部分では、まだ彼が誰に対しどんな目的で復讐をしようとしているのかは分からない。多視点の群像劇でもある。  あなたもお手に取られてみませんか?  この物語の結末をその目でぜひ確かめてみてくださいね。  お奨めです。 *備考8ページ目まで

5.0
1
crazy's7

「日本人」最後の花嫁 少女と富豪の二十二世紀

両親に捨てられた少女は、この先どんな人生を送るのだろうか?

【物語は】  意味深な、はじめ書きから始まっている。  この物語はタイトルだけを見ると”日本人最後の花嫁”とは一体どういう意味合いを持つのか、非常に想像力を掻き立てられる。  しかしあらすじに書いてる通り、少子化問題を解決した手段。その結果、主人公が日本人最後の花嫁となってしまったようである。  この未来は、決して笑いごとでも他人事でもないと思う。  果たして、主人公はこれからどんな道を歩んでいくのだろうか? 【モチーフに考えさせられる物語】  確かに日本は少子化とは言われているが、全地球の人口が75億人、国数197か国(2022年4月の時点)ある。  そう考えた時、日本人自体の割合は多い方だと思う。  戦争をしない国であり、医学も進み超高齢化社会となった。その上、感染症の影響で人との距離が遠くならざるを得ない。  そして何よりも、先進国であり男女平等としながらも賃金格差、女性の負う負担の大きさにより、更に結婚から遠ざかっていると思う。  家庭を持つことに魅力を感じない世の中なのではないだろうか? 【主人公の人生】  本編は主人公の13歳の頃から始まり、その頃の日本人がどのような暮らしをしているのか? 純潔の日本人がどんな環境にあるのか明かされている。  例えるならば、絶滅危惧種として保護はされているものの豊かな生活とは言えない。むしろ最低限の生活しかすることができない状態であるといえるだろう。  それは少数派が生きづらい日本の現状を表したようなものにも感じる。  そんな中でも、主人公は希望や夢、志を持っているように感じた。  主人公はひみこだと思われるが、この物語は一視点ではなくアレックスとひみこの両サイドから展開されていく。 【世界観】  近未来代的な社会。車が空を飛ぶような、今よりも更に技術が進んだ未来が舞台となっている。そして特殊な通信方法も使えるようである。  その中で、鈴木家のみが時代から取り残されたような暮らしをしていた。 【物語の見どころ】  鈴木ひみこの人生は、結婚式の一場面から始まっていく。  13歳ころの彼女は、両親に捨てられてしまったものの好奇心旺盛で、活発な印象がある。だが結婚式の場面ではうつむいており、その感情が分からない。それが緊張によるものなのか、性格の変化によるものなのか、それとももっと違う理由によるものなのか、とても気になるところである。  彼女の人生は、天才実業家の息子アレックス・ダヤルが鈴木家へ来訪することによって、ターニングポイントを迎える。  もし彼が彼女たちに会いたいと願わなければ、恐らく生活に変化はなかっただろう。しかし彼女の両親は無責任にも見えるので、どの道そのままでは良い未来は訪れなかったに違いない。  両親に捨てられ、彼に育てられることになったひみこは、今まで見たこともなかったものに触れることになる。一変してしまった生活。果たして彼女はこれからどんな風に成長していくのだろうか? その結末は?  あなたもお手に取られてみませんか? お奨めです。 *備考12ページまで拝読

5.0
0
crazy's7

ブラックスワン(ノベプラ版)

■喪うを知る木偶、復讐に燃ゆ。□威を知る修道女、混迷を縫う。

喪失の虚、胸の裡。 楽園の外、憎悪の地。 ■喪うを知る木偶、復讐に燃ゆ。 □威を知る修道女、混迷を縫う。 どこから来たのか。 どこへと逝くのか。 知恵ゆえに、人は楽園を追われたという。 知恵ゆえに、人は原罪に問われるという。 されど訊く。幸福なるはいかなるものか。 されど訊く。楽園なるはいかなるものか。 そして訊く。知恵持たずして、幸福たるを、楽園たるを、いかに識るのか。 与えられた楽園は、そも意義をどこに持つのか。 与えられた地獄は、では恩讐にて覆せるのか。 神の嘘、教えの空虚、 失い喪い、亡きに泣き。 奪い奪われ、報い報われ、 連鎖と怨嗟が渦を巻く。 力で押せど、 謀り落とせど、 奪うに違いがあるでなし。 憎悪を向ければ憎悪が返る。 糸を引くなら手繰られる。 牙には牙を、謀には謀を。 呪い呪われ穴二つ。 与えた者が、冷ややかに見下ろす。 されど訊く。そも与えた者は、どこから来たのか。 されど訊く。そも与えた者は、どこへと逝くのか。 そして訊く。そも与えた者は、答えを知るのか。 例え外から救われど、 救いを識らねばただの仇。 裡なる救いを求むなら、 無為を壊すか、意義を築くか。 ■ブラックスワン(ノベプラ版)□ 手は手でなければ洗えない。

5.0
1
中村尚裕

電脳猟兵×クリスタルの鍵 (C)Copyrights 2016 中村尚裕 All Rights Reserved.

文字にzip圧縮された脅威の映像データ。その先にあるのは――【映画】

【CAUTION!!】 本作は文字列で構成された一般的な小説ではありません。 文字に映像データを圧縮させた特殊情報媒体です。 ------------------------------------------------------------ 僕は文字を読んで、風景が、人が、動きが伝わる小説が大好きです。 読んで――伝わる。 読んで――感じる。 本当に気持ち良いですよね。 伝わる事こそが、活字の真骨頂だと思います。 「文字を読んで、その場面を思い浮かべる」 これこそが、活字を読む際に得られる《最高の快感》だと思っていましたが この作品を読んで、それは間違っていた事に気が付きました。 この感覚を遥かに上回る作品があったのです。 「電脳猟兵×クリスタルの鍵」 一文字一文字に《映像データが圧縮》されています。 マジです。 その映像データは……まるで映画です。 飛び散るガラスの煌めき 街のネオンが放つ霞むような夜の瞬き 主人公とすれ違う一般人の様子すら、仔細に描かれ―— 緊迫するシーンではスローモーションで再生されます。 マジです。ホントですw 脳内で映画の様に再生される理由は恐らく「計算されたカメラワーク」 練り上げられた全体像 そしてそれを読み手に映し出す、カメラワーク。 この2点が主軸となり、圧縮データが詰められた文字から再生される 映像は押井守監督が作った、近未来の公安部隊が活躍するあの作品のそれに 酷似すらします。 ただ、圧縮されたデータを再生するには ①データの解凍 ②再生アプリケーション が必要になるのも事実。 ①データの解凍→少しばかり「ゆっくり」読む。焦らないで。 ②再生アプリケーション→ガンアクション、諜報、潜入モノが好きな人なら あなたの脳内には既に用意されています。ばっちりです。 ------------------------------------------------------------ さぁ《映画》を見る準備が出来た方は、是非お進みください。 文字に圧縮された新次元映像空間へ、ようこそ。

1
防衛太郎

名探偵が推理に5分掛ける謎仕様について。

名探偵アプリのAIは夢を見るんだろうか

短編SFなこちらの小説。 場面はみなさまお馴染みの、名探偵による謎解き披露……の5分前から始まります。 ちなみに、名探偵は「名探偵アプリ」という俗称のアプリケーションさんです。 このアプリ、とにかく事件を鮮やかに解決するというものすごいやつなのですが、その推理が完了するには絶対に5分が必要です。 とにかくそういう仕様なのです。 さて、推理中の5分間、別にアプリはサービストークなどしやしません。 というわけで、他に登場人物、それもとびきり魅力的な連中がいます。 一人は探偵助手の美少女(基本彼女が探偵アプリを操作しているわけですね)。黒髪セーラー服の現役JKとのこと。あと、かつては美少女探偵ちゃん。 探偵アプリの登場で人間の名探偵が駆逐されたので、かつての探偵が助手などしているのだそうです。 もう一人は、助手の助手。なんだそりゃ、ですね。彼は物語の語り部です。 他にも天井ぶち抜いて飛び込んでくる探偵クラッシャーさん(なんだそりゃその2)やら、死亡フラグ立てまくる金髪ブレザーツンデレ(なんだそりゃその3)やら、一瞬のきらめきに全存在意義のっけたキャラたちがキラキラとひしめいておりますので、ぜひ目をさらにして読んでくださいませね。 こんな説明を読めば、あれこれミステリ?と思われるかもしれません。 いいえ。SFです。 はっきりいって、探偵アプリや探偵助手の推理、動機や最後の手段に超人薬で怪人と化した犯人とかはどうでもいいのです。 そんなものはハンバーグに入ってる千切り玉ねぎみたいなものです。 なぜ探偵アプリは推理に5分かかるのか? なぜ美少女探偵は探偵助手になったのか? なぜ助手の助手は助手の助手をするのか? その背後にうずまく思惑と思いと想い。 どうか見届けてやってください。 途中ちょっとテンポがもたついてスピード感悪いかなぁと思う部分もありましたので今回は☆4ですが、この作者さんは本当に才能豊かな方です。 もし読んで気に入っていただけましたなら、他の小説もぜひぜひ読んでいただきたいです。 あ、この作者さんの筋金入りファンのひとりであって、別にステマじゃないですからね(笑)

4.0
0
ぱんだ郎

最近の「いいね!」

小説家になろうファンタジー短編完結

魔法少女になるからわたしと契約してよ

法律ヤクザな魔法少女

オチにニヤッとするが、私もこんな魔法少女はイヤだ。 短編小説に定評のある燦々SUN氏の作品で、安定した文章と構成は安心して読める。 「わたし、魔法少女コントラクターまりん! 父は弁護士母は詐欺師。愛読書は六法全書! 今日も、無法地帯出身の蛮族達に契約の恐ろしさを教えちゃうゾ☆」(本文より引用)

小説家になろう恋愛書籍化コミカライズ連載:67話

ガリ勉地味萌え令嬢は、俺様王子などお呼びでない

人は見た目じゃない

第一部は俺様王子編。 傲慢俺様なイケメン王子が『良い』と思えるのは、ヒロインが王子のことを好きになることが前提かつ、ヒロインとのふれあいで傲慢で俺様なだけではない王子の奥底にある良さ等が見えてくるからであって。 ヒロインに好きな人がいて王子のことはこれっぽっちも好きではない場合、権力と自身の魔法の力に物を言わせて人の話を聞こうともせず迫ってくるような俺様っプリは、『キュン』とするどころか『ただただ壮絶に面倒くさい』としか思えないんだな……と乙女ゲーマーとして目から鱗が落ちる思いがした。この手のタイプは乙女ゲではわりとメイン攻略対象として存在するので……前提と視点が違うとここまで意味合いが変わってくるのか……と。 王子の言動と彼自身が迷惑でしかないヒロインと、王子に憧れているヒロインの友人との会話での分かりやすい見え方の違いにめちゃめちゃ納得した。 第二部は俺様王子の弟の腹黒王子編。 第一部は学園内でことが収まっていたけれど、第二部はガッツリ王家が絡んできてヤバさが一段とアップ。 人の話を聞かない第一王子の次は、やはり人の話を聞かない第二王子に王妃と、この国の行く末が非常に不安になる。 が、番外編で第三王子が登場し、なんとかなるのではないかと一息つける。 物語全体を通して会話のテンポがよいので読み進めやすく、最初から最後まで一気に楽しく読めた。 いつも全力で好きを押し出すシャリーナと、困惑しながらも段々惹かれていくリオルの二人が可愛い、物凄く可愛い。 見た目は地味なガリ勉少年で、しかも魔法が使えないという欠点があるけれど、シャリーナの為に己が頭脳と持てる力を全力で使って戦うリオルは本当にカッコイイ。

小説家になろうコメディ短編完結

俺がパーティーから追放したひよこ鑑定士が、SSSランクになって復讐しにくるらしい

アイデアは面白い。

でも、ひよこ鑑定士、全然関係なかった。。。