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作者:とみー

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作:とみー

#濡れ衣 #炎上 #ウェディングプランナー 〜けれどその火は、消えることなく〜

宝島文庫にて書籍化決定(大幅な改稿実施、発売時期未定。2022年末から2023年初頭?) ■日本最大級の小説賞「第9回ネット小説大賞」(宝島社さま)受賞作■ ■「コミックアラカルト 女性向けマンガ原作大賞」優秀作品選出作品■ 炎上した側、させた側、その両方に取材することで、裁判への現実やデジタルタトゥー問題(ネットに刻まれた、誤った己のルーツ)をリアルに切り取る。ラストまで疾走感たっぷりに描き切る、ミステリーにも似た現代ドラマ。 ■あらすじ■ 昨夏、テレビや週刊誌をも巻き込んだ「炎上騒ぎ」が起こった。それは、たった1つの匿名ツイートから始まった。 「友人の結婚式を、人生を、台無しにしたあのウェディングプランナーを許さない #悲痛な叫び聞いて」 全国規模のホテルチェーン「ハルモニア仙台」で起こった、ある結婚式での「惨事」。それを何者かが「A山なる女性ウェディングプランナーが意図的に引き起こした」とツイッターで告発したのだ。 この「悲痛な叫び」は瞬く間にネットを席巻。「ネットの力で大企業と悪人を告発すべし」という有志の声が全国から上がり、その騒ぎは週刊誌やテレビのワイドショーでの報道によって加熱していく。 結果、名指しされた若手プランナー・青山ひかるはプライバシーを晒されるなど一気に炎上してしまうのだった。 「え? でもこの式の担当、あたしじゃない……」 その声はネット内の火災旋風に飲み込まれ、かき消されていった。職場や自身のSNSに届く誹謗中傷の声、脅迫メッセージに、ひかるはなすすべなく追い込まれいく。 藁にもすがる思いで訪ねた無料法律相談、そこで偶然出会った弁護士との会話から、事態は思わぬ方向に……。

更新:2020/5/2

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