俺、千羽 総司《せんば そうじ》は、小学三年以来の幼馴染み、雪城 詩音《ゆきしろ しおん》と共に、昨日と変わらない今日、今日と変わらない明日をその日の朝も変わらず迎え、学校に通い、放課後を迎えるものだと思っていた。 それなのに―――― その日は違っていた、放課後になり詩音と二人帰り支度をしていると、俺の耳に少女の声が聞こえたかと思うと、急に空が暗くなり、天気予報にもなかった雨が振り出した。 雨はやがてゲリラ豪雨となり、雷を伴なったそれは激しさを増すばかり。 教室で詩音と二人、暗い雨空を見てどうするか悩んでいると、一際大きく鳴り響き、閃光が弾け、視界が暗転。 そして、目覚めた俺が眼にしたのは――― ※一章から視点を一人称に変更中。 ※登場人物の視点、切り替えがあります。 ※7章から登場人物視点になります。
更新:2024/1/14
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日常。その裏側―― 古より人々に仇なす『鬼』が存在した。 『鬼』が存在するのなら、『鬼』を討つ事を生業とする者たちや組織が存在する。 その中に『鬼斬り』と云われる者たちがいる。鬼斬りの少年は幼馴染みの少女と、その親友を『鬼』から守る為に霊刀を振るい戦うも、『鬼』に敗れ“呪”によって少女の身体にされてしまう。 その脅威が再び大切な者に―― 大切に想う者が大切にする人々に及ばぬように、元少年の『鬼斬り』の“少女”は闇を駆ける。
更新:2023/8/7
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