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作者:木立 花音㊗大賞受賞
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コミカライズ
作:木立 花音㊗大賞受賞
『怠惰』にして『無感情』。 他人に対してあまり興味・関心を示さない高校生、高畠智也(たかはたともや)は、繰り返し同じ夢を見ていた。 それは、二年前、犯罪に巻き込まれて亡くなった〝仮初の恋人〟、藤堂栞(とうどうしおり)と海で過ごした最後の日の夢。 どうして同じ夢ばかり見るのか……。首を傾げる彼の前にある日、藤堂と瓜二つの外見を持つ転校生、柚木栞(ゆずきしおり)が現れる。 柚木に藤堂の話を語った翌日、智也は、二年前の世界にタイムリープしている事実に気が付いた。 こうして始まった、藤堂栞がまだ生きている世界。二度目となる中学三年の夏。 自分がタイムリープした理由を、藤堂の運命を変えることなんじゃないか? と考えた智也は、再び藤堂と交際をすることに。前回と違い、積極的な彼女に戸惑いつつも、次第に惹かれていく智也。 仮初から──真実へ。二人の愛が本物になっていく中、今度こそ藤堂を救うと彼は誓う。 決戦の日は、藤堂栞の命日──八月四日。そこで彼が見たものとは……? そこには大きな謎と真相が隠されていた。 ※表紙イラストは、西畑様に描いて頂いた藤堂栞です。最高に可愛いです。ありがとうございました! ※第四回ライト文芸大賞奨励賞 ※メディアワークス文庫3つのお題コンテスト、【泣ける×青春】部門最終選考
更新:2019/11/15
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──私の想いは届かない。私には、気持ちを伝えるための”声”がないから。 幼馴染だった三人の少年少女。広瀬慎吾(ひろせしんご)。渡辺美也(わたなべみや)。阿久津斗哉(あくつとおや)。そして、重度の聴覚障害を抱え他人と上手くうち解けられない少女、桐原悠里(きりはらゆうり)。 四人の恋心が激しく交錯するなか、文化祭の出し物として決まったのは、演劇ロミオとジュリエット。 ところが、文化祭の準備が滞りなく進んでいたある日。突然、ジュリエット役の桐原悠里が学校を休んでしまう。それは、言葉を発しない彼女が出した、初めてのSOSだった。閉ざされた悠里の心の扉をひらくため、今、三人が立ち上がる! これは──時にはぶつかり時には涙しながらも、卒業までを駆け抜けた四人の青春群像劇。 ※バレンタイン・デイ(ズ)の姉妹作品です。相互にネタバレ要素を含むので、了承願います。 ※表紙画像は、ミカスケ様にリクエストして描いて頂いたフリーイラスト。イメージは、主人公の一人悠里です。
更新:2020/10/22
──結ばれないとわかっていたのに、それでもあなたに恋をしました。 ルックスは平均点。営業成績は落第点。全てが凡庸なサラリーマン秋葉悟(あきばさとる)。クリスマスを控えたある夜、彼の元に葛見千花(くずみちか)と名乗る女子高生が現れる。 彼女は秋葉に、「私は未来からやって来たあなたの娘です。一週間だけ、ここに泊めて下さい」と告げた。 25歳の青年と、18歳の女子高生。時を超えて巡り会った親子は、一週間の共同生活を送ることになる。 クリスマスデート。二人で海を眺めて語り合う休日。一緒の布団で身を寄せ合い迎えた最後の一夜。夜明けとともに予告なく訪れた別れの先で、彼がたどり着いた結末とは? そして千花が戻ったミライの世界で彼女を待っていた物とは? これは、定められた運命と予定調和の中で揺れ動く、〝決して〟結ばれる事のない二人の恋の物語。 ※アルファポリス主催、第11回ドリーム小説大賞【奨励賞】受賞作品。 ※表紙用のイラストは、(SKIMA)を利用してmu様に描いて頂きました。
更新:2019/8/29
あの日、あの海、生きる意味を教えてくれたのは彼女だった── 多くの死者がでる重大なバス事故を起こした青年、逢坂部賢悟(おおさかべけんご) 彼は静養のため全てのものを捨て、静養のため岩手県宮古市にある景勝地、浄土ヶ浜(じょうどがはま)を訪れる。 その地で彼は、白木沢帆夏(しらきさわほのか)と名乗る女子大生と出会った。彼女の母方の実家が営んでいるという民宿で滞在期間を過ごしているうちに、次第に彼女に惹かれていく自分に気がつく。 やがて恋に落ちる二人。だが、重大な事故を起こしたという重苦しい過去が、罪の十字架となって彼の肩にのしかかる。 「二年だけ、待って欲しい」 悩み抜いた末に結論をだした翌日。彼は、白木沢帆夏の驚愕の真実に触れる──。 ※表紙絵はいぬちよ様からの頂きものです。 ※「景勝地 浄土ヶ浜」の挿絵はファル様。「告白」の挿絵は騰成から頂いたファンアートです。ありがとうございました。
更新:2019/8/22
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。