アニタは修道院で出家する道を選んだ。 失恋の痛みと、父を殺された悲しみを負いながら、一人で寂しく生きていく人生を選択したはずだった。 しかしある日突然、アニタの元に結婚話が舞い込んできた。 相手は隣国ガルザバイル帝国ザルナファス伯爵。見た目は野獣のように毛むくじゃらで、しかも『鬼将軍』の異名を持つ恐ろしい人物でもあった。 いやいや、アニタはただ静かに暮らしたいだけだ。結婚などしたくない。 そんなアニタの絶望とは裏腹に、実際還俗して嫁いでみると、あら不思議??? ザルナファス伯爵はアニタに優しくて、熊のぬいぐるみのようだった……??? 『蛙の王女様—醜女が本当の愛を見つけるまで—』のスピンオフ。 脇役の悪役令嬢アニタのその後ーー断罪後のお話。 ※旧ペンネーム・狸
更新:2018/7/23
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