少しだけ、特別な気分になる事をする。それはとっても簡単な事。 私は三十歳の時に、当時付き合っていたオトコ恋人を、パンケーキとジャムとハーブティーが攫っていった。
更新:2021/4/14
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旦那様、坊主頭なので帽子をかぶって下さいまし。 旦那様、ふあとろオムライスは生焼けではありませんの。 ちょっした嫁の愚痴ですのよ!ほほほ
更新:2020/5/4
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うむ。清らかなる乙女の気配がする……。吸血鬼は無垢なる姿で祈りを捧げるお約束の|ご馳走《生贄》を前にし、はしたなく舌舐めずりをした。自慢の牙をポッケットからシルクのハンカチーフを取り出し、キュッと音立て拭き清める。 逃げるなよ……。彼女を運んだ荷馬車の幌の中で潜む、大蒜の首飾りをぶら下げた衛兵達とガタガタ震え、十字架を握りしめ祈りの言葉を唱える、ヘナチョコ神父。兵士達は尖らせた杭を片手に息を殺し、行く末を見守る。 マリアはドキドキとして、この日を待っていた。
更新:2021/4/29
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大晦日にダンボールひとつ、都内のペット可の少しばかり広めのワンルームマンション。 「お嬢さん、田舎から届いたよ」 みかん箱が郷里の母から届いた。僕は配達員から受け取ると部屋へと入る。フローリングの毛足の長いオフホワイトのラグの上にはお嬢さん。 丸くなりこちらを見向きもしないお嬢さん。
更新:2021/1/2
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寒くなってくると、鍋料理、鍋料理なのですが。 旦那様、そこはおかしいと思うのです
更新:2021/10/20
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看板短編企画参加作品。 「今日も頑張らなくちゃね、お兄ちゃんが元に戻るようにね」 私は台所から出る。ここはおとぎの国。そして外に出る。振り向けば誰も来ない廃れてしまった、私の大切なの家。エメラルドの木漏れ日がきらきら、側に立つレバノン杉にはウネウネと太い蔦が絡まり、甘い香りの薄紫色の房が、幾つも下がっているの。 「天地満ちる精霊達。あちらとこちらを繋ぎなさい」 呪文を唱える。幹に浮かび上がる入り口。異世界に繋がる扉をギイィと開けた。
更新:2020/8/8
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ちはやれいめい様主催 『みんなで元気になろう、フラワーフェスティバル 2020!』企画 参加作品です。 田吾作は想うカヤノの為に、田打ち桜を取りに行く、冷たい川を渡り山登り取りに行く……。
更新:2020/4/25
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小さなお店でした。深緑色に塗られた入口のドアには、外側に太陽と|鬱金花《チューリップ》の金の紋章が、内側には、月と星と、月下美人が銀で描かれています。 そんなお店にお客様が来ました。ランドセルを背負った男の子です。 店主と少年の約束のお話。
更新:2020/6/10
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婚約破棄された。フィアンセは後輩に取られちゃった。悔しいので仕事に打ち込んだ、出世をし日本に帰る私。懐かしい場所に立ち寄ると……。 架空楽曲 10年前にバカにした、嫌な女に私はなった。 作者:朝倉 ぷらす様 作中に歌詞をお借りしております。 https://ncode.syosetu.com/n0629gg/
更新:2020/5/29
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