『――鬼退治を頼みたい。きびだんごが欲しいならポケットマネーで入手してくれ』 傍から聞けば馬鹿馬鹿しすぎて失笑する言葉。しかし、私とその使い手である雨宮宗平(あまみやそうへい)にとって、その言葉は冗談ではなく言葉通りの意味を持つ。 現地の協力者にして一線級の力を持つ少女、時雨崎春香(しぐれざきはるか)――通称『赤色桜花』と共に、私たちは鬼を討つ。 ――ああ、私か? 名など無いが、あえて名乗るならば――魂喰らいの妖刀となるだろうか。 魂喰らいの妖刀を操る青年と抜刀術を用いる少女が紡ぐ、現代ファンタジー。 *完結しました。
更新:2013/11/26
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「ただの人が、地球から召喚されたあたしに敵うわけないのに」 その言葉を言い放ったのは剣も握ったこともないであろう少女であり、言われたのは過去の英雄に憧れ剣に生きてきた少年である。 「ざっけ……ん――な。絶、対――勝つ」 その怒りが、彼ニール・グラジオラスを突き動かす炎だ。それから二年後、街一つが地球からの転移者の集団によって制圧された時、物語は動き始める。 *完結しました。
更新:2019/11/12
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連続焼殺事件――特殊な刃物と火を放つ何かを使って、夜中に出歩く人を一週間に一度、何人も惨殺する特異な殺人事件だ。 そんな事件が起こる中、静間宗司(しずま そうじ)は普段と変わらぬ日常を過ごし、普段と変わらず夜の散歩などを行っていた。 だが、普段と変わらぬ日常の中で出会う異形の化け物と、スイッチが切り替わるように変化した自分の『性格』、そして――黒き百合を連想させるゴシックロリータの少女が彼の日常を非日常へと変質させる。 ――――さあ、怪異の夜と踊ろう。 *この小説は2005年頃に自サイトで公開していたモノと同一です。
更新:2015/1/16
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