王を誑かし、夫を殺し、数多の男をかしずかせ……大国の歴史の影には、常に彼女の姿が――それがキシリアの魔女マリア。 だが世間の人たちが噂するほど、マリアは特別な女ではなかった。傾国と呼ばれるようになっても、自分の道を真っすぐ生き抜いただけ。 男を惑わす花は、いまだ陰ることなく。『傾国の悪役令嬢、その貴種流離譚』のその後の物語。 ※野心家で男を誑かすことを得意とするヒロインにつき、貞操観念と倫理観に問題のある部分が多め。主人公サイドのキャラも清廉潔白な人間ではありません。 ※ヒロインはすでに成人しておりますが、悪役令嬢であった前作から続く一代記につき、「悪役令嬢」というサブタイトルになっています。本編完結済。
更新:2022/8/12
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「ねえ、彼女のお話を聞かせて。キシリアの魔女の物語」それは、とある女の貴種流離譚。 物語のヒロインの名は、マリア。自分を守ってくれる父親を喪った少女は、生きるために女となった。女となって多くの男を誑かし、たったひとつ残されたものを守ろうとした。そして彼女は、気高くも美しい傾国となった。 全てを失って故郷を逃げ出し、やがて大国を揺るがすほどの女となっていくマリアの、権力と寵愛を巡るおはなし。 ※ハニトラも辞さないヒロインによるピカレスクな権力闘争と愛憎劇につき、貞操観念や倫理観に問題のある部分多め。主人公サイドのキャラも清廉潔白な人間ではありません。(ネット小説大賞コミックシナリオ賞を頂きました)
更新:2022/7/8
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。