1940年代―――と言っても現実の1940年代じゃあない。 あくまでもこちらの世界の話だ。 大昔、どこかの紛争が原因で世界は2つに対立した。一方が帝国を名乗ると もう一方は連邦と名乗り、この2つは戦争を始めた。 初めはどちらも相手を倒してさっさと戦争を終わらせようとしたのだろう。 だが現実は甘くない。戦争は泥沼と化し、もう100年以上も戦争は続いている。 そんな世界にあるとある山々。人々はこれをヴァトリヤ山脈と呼んでいた。 南北に伸びて帝国と連邦との間に位置するこの山脈のある山に、一人の軍人が居た。 軍人の傍にはいつも狼が居た。 二人の周りは一面雪だらけだった。 そんな軍人と狼の話。
更新:2014/8/3
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