創術を生業としているランバルシア子爵家の令嬢シェラルージェは人前に出ることを極端に避けていた。 幼い頃、苛められた恐怖で特に男性が苦手になっていたのである。 それでも、家業である創術を人の為に役立てたくて、姿を偽り、一族所有の館で訪れる客の依頼を受けていた。 ある日、その館に私の護衛騎士を務めてくださっているハリス・フォード様が訪ねて来た。 ハリス・フォード様は男性が苦手な私が初めて会ったときから恐怖を感じない唯一の方だった。 密かに憧れていた方の役に立てると、シェラルージェは張り切ることにしたのである。 *かなりゆっくりめの恋愛展開になります。 *アルファポリスにも掲載しています
更新:2020/8/25
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昔から一緒に遊んでいたお兄がいつの間にか国王陛下になっていた。 それにもびっくりしたのに、わたし、フィーリア・ハルハが国王の正妃を選抜するための候補の一人として後宮に入ることになった。 いずれ政略結婚で知らない誰かのところへ嫁ぐとお父様から言われていて、それはお兄ではない。だからフィーリアが正妃に選ばれることはないとわかっている。 いつかどこかへ嫁ぐ、その前に子供の頃から読んで面白かった後宮愛憎劇のドロドロを自分の目で見られるかもと意気揚々と城へ入ったのだった。 *アルファポリスでも掲載しております
更新:2021/12/19
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