甘酸っぱい空気を、俺は胸いっぱいに吸い込んだ。 この香りは……カサブランカだ。 そして―― 目覚めたら、知らない場所だった。 すこし霞んだ目を、俺は腕でこする。 半透明の薄い文字のようなものが、視界の隅に浮かんで見える。 NP666GTAAV なんだ、いったい……。 「夏のホラー2016」参加作品
更新:2016/7/30
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