*一話完結* 一日ヒマ無し忙しい。太陽が逃げる、月が追う。そしてまた太陽は昇り、西に向かって逃げて行く。そんな忙しない日々を送る、真面目でぽややんなバツイチ子持ちの何でも屋<俺>が出会ったのは、ちょいと地味な男前、古美術雑貨取扱店慈恩堂の真久部さん。その怪しくも胡散臭い笑みに、気がつきゃころころ転がされ、<俺>は一体どうすれば。ほんのり不気味、ほんわり怖い。これはそんなお話です。 『一年で一番長い日』の続編ですが、そちらを読まなくても大丈夫です。 楽天の自ブログからの転載です。<俺>の名前は出てきません。作者は、ブロンジーニの『名無しの探偵』テレビシリーズと『金鳥小説・父子水』のファンです。
更新:2024/4/24
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沢木葵は不思議なものが見える。転入したばかりの学校で、葵は真っ白い蛇に巻き付かれている巳神という男子に出会う。ある日、蛇が見えていることを知られた葵は、巳神の蛇に噛みつかれてしまう。 「ごめん。沢木さんをうちに嫁がせるために、蛇神さんが嫁の印をつけちゃったみたいだ……」 若干ヘタレ眼鏡男子と、没個性にこだわる消極的女子の物語。
更新:2015/7/26
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