”ここ”とは違う世界の1950年。 大陸間戦争の終結、そして大竜公国(グロースドラッフェンラント)の滅亡から五年……。 支配者を失ったアードラー大陸は、いまなお戦後の混乱と無秩序の只中にあった。 かつて存在した電信網や鉄道は寸断され、遠く離れた人と人の思いを繋ぐ術は失われようとしていた。 陸と海に厳格な国境線が画定されていくなかで、空にはまだひとかけらの自由が残っていた時代。 海に面した小国・マドリガーレに、ちぎれた世界を結ぶ風変わりな会社が存在した。 「サラマンドラ航空郵便社」。 戦乱が産み落とした世界最強の戦闘機・サラマンドラを操り、飛行士ユーリは今日も空を翔ける。 けっして届かないと諦めかけていた人の思いを届けるために。 この空が続くかぎり、世界の果てまでも――――。
更新:2020/1/16
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「お客様の前に展示されているのが、今では見ることのできない、『夕焼け空』となります」
更新:2020/6/19
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小学生の祥太の夏休みです。ノスタルジック風味的な感じ(曖昧)。ジャンルはどれにすべきか迷ったので文学にしましたが、そんな固くはないですw かなり短いのでサクッと読んでいただければと思います。
更新:2011/11/28
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夏休みを直前に控えた放課後、麻依の前に現れた少年。 あり得る筈のない出会いに、麻依は待ち望んでいた「終末」の訪れを予感する。 決して訪れることがない、「明日」。それを何度繰り返した事だろう。 夏の夕暮れ時。心が痛くなるほどきれいな夕日の中での、一瞬の巡り合い。 ――それは、「世紀末」ブームがすっかりなりをひそめた、一九九九年七の月の出来事。 空想科学祭FINAL参加作品。今年もSFを書かない奴(大汗)が参加していまーす。
更新:2012/8/19
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舞台は一千年後の地球。天変地異のために大地を失った人々は生活の基盤を空に移した。飛行技師の少女は、地上へ戻ろうと活動する母親とそれを阻止しようとする『箱舟』の管理者との諍いに、否応なしに巻き込まれてゆく。
更新:2008/4/8
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