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書籍化
コミカライズ
作:織侍紗(@'ω'@)ん?
「お前の魔術は派手なだけでクソの役にも立たないんだよ! 目障りだ! さっさと立ち去れ、ユーリ」 Sランクパーティであるレッド・ライジングのリーダーであるガーディ・バロンからそう告げられたのはユーリ・オングッド。 「アンタの魔術とやらでモンスター倒したとこ見たこともないんだけど! ホント、や・く・た・た・ず、ね!」 サブリーダーのマルチナ・バルバトスからもそう馬鹿にされて、ユーリはラストブレイドを後にする。 しかし、彼らはユーリの魔術の秘密を知らない。ユーリの魔術ではモンスターを倒すことが出来ないのは当然のこと。何故なら彼の魔術はモンスターに割合ダメージを与えるだけだから。 そして、ユーリの魔術で体力が残り僅かになったモンスターにトドメを刺していたことも彼らは知らない。 「ねぇユーリ。また私たちのパーティに戻ってきてくれない?」 ラストブレイドを首になったユーリに、かつてパーティを組んでいた幼なじみであるソフィア・ブランディアが声をかけてきた。ソフィアたちは破竹の勢いで冒険者ランクを駆け上がっていた中、声をかけてきたラストブレイドに快くユーリを送り出してくれたのである。 一度は抜けた身だと渋るユーリに対して、ソフィアは気にしないでと強引にパーティへと再勧誘をしてしまう。 絶対にモンスターを倒せない魔術を操るユーリが気心知れたかつての仲間たちと歩むのは頂点への旅路である。 これはその物語の序章部分です。今回短編として書いてみました。 アルファポリスにも投稿しました。
更新:2020/10/12
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