この世界には魔法が存在する。 そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。 その属性は主に6つ。 火・水・風・土・雷・そして……無。 クーリアは伯爵令嬢として生まれた。 貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。 そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。 無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。 その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。 だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。 そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。 これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。 そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。 ※←このマークがある話は大体一人称。 1話辺り800〜2000弱ほど。
更新:2022/11/16
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