花嫁衣装に身を包みながらも、彼女は死にゆく人の顔をしていた。 妃が亡くなってからずっと独り身を通していた王が、突然後添いの妃を娶ると決めた。 王の息子は複雑な思いを胸に抱く。 新しく王妃となる女性は、亡くなった母にあまりにもそっくりであったから。
更新:2018/11/27
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