僕には栗羽おそらという恋人がいる。 だから、佳月さんがいくら魅力的な女の子でも、その気持ちに応えることはできない。 そう伝えようとして、次の瞬間、いきなり抱きつかれた。 「好きですっ……!」 耳元で、佳月さんが叫ぶ。 「私は、逢海先輩のことが好きです」 僕の首筋に顔を寄せたまま、佳月さんは言った。 「お願いです、私を……先輩の彼女にしてください」 「……でも、僕にはおそらがいる」 荒れ狂う波のように激しく感情が揺れ動く中、僕は、絞り出すようにそう言った。 佳月さんはそんな僕に、 「おそらとは、別れなくていいです」 ……そんな、耳を疑うようなことを言った。 ――これは初々しくて甘酸っぱい、男女の恋物語。
更新:2017/9/3
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他人の評によると、太介は頭脳明晰、運動神経抜群、気は優しくて力持ちの長身細マッチョでオシャレイケメン。 だが主人公カスミは幼なじみの太介を軽蔑していた。 それでも太介に告白され、結婚を持ち出されると、思い描かれるのは彼との未来の生活。 恋人や恋愛はないが結婚はあるなぁと思っていると頬にキス。 そこで初めてトキメク幼なじみへの思い。 そんな彼に誘われるデート。 カスミは胸の高鳴りに夜寝ることができなかった。 ※シリーズの前の作品を読むとさらに楽しむことが出来ます。
更新:2020/7/5
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実家から転送されてきた結婚式の招待状。従妹で、幼馴染みで、初体験に失敗した相手。それ以来疎遠になっていた山崎紅葉の結婚式に、俺は出ざるを得なくなった。 ※ 遥彼方さま主宰「紅の秋」企画参加作品です。 3/14 ホワイトデーSS追加しました。
更新:2019/3/14
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僕には、幼稚園の頃からずっと一緒にいる幼なじみがいる。 名前は月亜で、一つ大きな特徴を挙げるとしたら普通の人間ではなく、サキュバスなところだろう。しかも、とびきり力の強いサキュバスだ。 そんな月亜は毎日懲りもせず、僕に魅了を仕掛けてくるのだが、何故か僕にだけ効かない。 そんな僕たちは、些細なすれ違いで仲違いをしてしまう。 いつも2人で帰っていた通学路を、1人で歩く僕。家に帰っても、心の中には棘が刺さったままだった。 そんな中、僕は月亜が家に帰っていないことを知る。 僕は、何よりも大切な幼なじみを失わないために、夜の街へと走り出す。 カクヨム様にも投稿しています。
更新:2021/11/19
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