超がつくほど甘えんぼな妹、芳乃。 芳乃が甘える相手は母さんと彼氏だけで、兄の俺に対してはむしろ当たりがキツいくらいだ。 だが母は蒸発し、一年間付きあった彼氏には「束縛に耐えられない」と別れを告げられた。 芳乃の、俺を見る目が一変した。 それは母さんや彼氏に向けられたものと同じ、“甘え”の視線だった――。 〈なろうにも掲載〉
更新:2016/9/4
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超がつくほど甘えんぼな妹、芳乃。 芳乃が甘える相手は母さんと彼氏だけで、兄の俺に対してはむしろ当たりがキツいくらいだ。 だが母は蒸発し、一年間付きあった彼氏には「束縛に耐えられない」と別れを告げられた。 芳乃の、俺を見る目が一変した。 それは母さんや彼氏に向けられたものと同じ、“甘え”の視線だった――。 〈カクヨムにも掲載〉
更新:2017/8/31
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この部屋には僕以外、誰もいないはずなのに。 開いているはずの浴槽のフタはなぜか閉じていて、緩く縛ったはずのゴミ袋の結び目はなぜかキツくて、乾いているはずの歯ブラシの先端はなぜか濡れている。 ベッドの上でなろう小説を読んでいると、すぐ近くから物音が聞こえた。濃密な人の気配を感じる。 僕はベッドの下を、そっと覗きこんだ…… 「こら〜っ!!」 「ひゃうっ!!」 ――ゴツンッ! 「ふぇぇ……」 ああ――やっぱり、ヒヨ理ちゃんは可愛いなぁ。 〈カクヨムにも掲載〉
更新:2018/2/23
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沙奈と仲良くなりたい。 沙奈と一緒にお昼ごはんを食べたい。 沙奈のことを、もっと知りたい。 だからあたしは覚悟を決めて、今日も沙奈に話しかけるのだ。 〈カクヨムにも掲載〉
更新:2017/6/30
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僕には栗羽おそらという恋人がいる。 だから、佳月さんがいくら魅力的な女の子でも、その気持ちに応えることはできない。 そう伝えようとして、次の瞬間、いきなり抱きつかれた。 「好きですっ……!」 耳元で、佳月さんが叫ぶ。 「私は、逢海先輩のことが好きです」 僕の首筋に顔を寄せたまま、佳月さんは言った。 「お願いです、私を……先輩の彼女にしてください」 「……でも、僕にはおそらがいる」 荒れ狂う波のように激しく感情が揺れ動く中、僕は、絞り出すようにそう言った。 佳月さんはそんな僕に、 「おそらとは、別れなくていいです」 ……そんな、耳を疑うようなことを言った。 ――これは初々しくて甘酸っぱい、男女の恋物語。
更新:2017/9/3
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