魔力飽和という病を抱えていた所為でぶくぶくと膨らんだ身体を持ち、根暗な半面夢見る乙女思考だった公爵令嬢。彼女は、死んだ。そしてまだ幼かった頃の自分に再び蘇った。彼女は誓う、かつて自分を嘲笑った者達を見返したい。そして今度こそ、平穏な人生を…………ところで『平穏』って何でしたっけ?と首を傾げたくなるお話。※H27.9.3完結致しました。番外編の予定はありません。
更新:2015/9/3
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エーデルシュタイン子爵家は、宝石の妖精の血を継ぐ家系。 その中でクシェルは、宝石の妖精が持つとされる『主人の不幸を背負い幸福を分け与える』力を持たず、また黒髪黒目という価値の低い色を持って生まれた娘だった。 そんな彼女の嫁ぎ先にと決められたのは、エルツ家。 エーデルシュタイン家の娘として価値がないクシェルは、幸せになど決してなれない、はずだった。 なのにエルツ家はクシェルを暖かく迎えてくれるし、当主であるイェレミアスもとても優しい。 (私は石ころなのに……幸せになっても、いいの?) これは不幸な生い立ちの少女が、嫁ぎ先の人たちの優しさに触れて幸福を知っていくお話。 ※アルファポリスにも投稿しています (先行はなろうです)
更新:2021/3/6
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