「わたしは生きるの」――そう宣言した彼女の笑顔は、凍った湖面のような彼の心にさざ波を立てた。 ::私立霞谷病院に勤める瀧清一郎《たき せいいちろう》は、腕は良いが冷血人間と名高い循環器内科医だ。 理性的で合理的、医者の本分は患者を治す為に力を尽くすこと。 患者を診るのに余計な感情は必要ない。 それを信条とする清一郎は、ある日屋上で一人の少女と出会った。 彼女の名前は雨宮キラ。 心疾患で、幼い頃から入退院を繰り返している少女だった。 彼女は無愛想な清一郎に屈託なく笑いかける。 ただの患者にしか過ぎなかった少女は、やがて彼の中でかけがえのない存在となっていく。 ※『のべぷろ!』にも投稿します。
更新:2019/1/19
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余命を宣告された少女と、偶然少女に出会った少年。彼女から彼に綴られた最期の七日間と想い。自サイトの拍手にて公開していたSSです。全九話。
更新:2012/10/11
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病弱だけど人に気を使ったりする明るい彼女。なにかとヘタレで曖昧な僕。これは、そんな二人の名前のない物語。
更新:2009/9/4
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巨体の鬼神と言われた将軍(草食)と引きこもりの鬼姫と呼ばれるご令嬢(肉食)との出会い…。同じ鬼とあだ名されるお二人のご関係はどのようになります事やら。
更新:2014/9/16
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