『むかーしむかし、あるところに、美しい女王様がおりました。女王様は毎日魔法の鏡に向かって「世界で一番美しいのはだれ?」と訪ねました。鏡は答えます。 「それは女王様です」 しかし、彼女の義理の娘である姫が十六歳を迎えた日、女王様は鏡に尋ねました。 「世界で一番美しいのはだれ?」鏡は答えました。 「それは姫様です」 女王様は怒りました。それから姫に嫌がらせを行い、しまいには森へ追放してしまったのです。彼女の護衛騎士に姫を殺すように命じて。そして姫は悲しみながら森に入っていったのです……』 「……ってありえないわっっ!!」 これはある目的のために城を離れた姫と、娘を想う継母、そして森で出会った王子様に捕まってしまうお話です。 マジで悲劇要素ゼロです。ゆる〜く読めます。
更新:2018/8/7
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王子様からのキスで目覚めた白雪姫―エリネージュ。 毒林檎を食べて仮死状態になっている間に、何故か面識のない敵国の王子レクシオンに身柄を引き取られていたらしい。 小人たちと暮らしていた不可侵の森へ帰りたいと願うも、それはできないと断られる。 なんと、レクシオンは死んでいたエリネージュに一目惚れをしたというのだ。 「君以上に美しい死人にはもう会えないだろう。僕のために、死んでくれないか?」 「絶対に、お断りですっ!」 命を狙われる王女と死体を愛する(?)変態王子の問題だらけの前途多難な恋物語。 ※タイトルのとおり、白雪姫をモチーフとした(ちょっとダークな)ラブコメです。 ※ラブコメといいつつ、後半重くなりがちです。R15指定は保険で追加しました! (サイト「カクヨム」にも掲載しています)
更新:2020/12/30
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