辺境都市まるごと俺のダンジョン化計画~四天王に最弱は無用と追放されたので新たな仲間と最強の拠点をつくる~【WEB版完結済】
最終更新:2022/2/15
作品紹介
旧題:四天王最弱の男、最強ダンジョンを創る〜無能と嗤い俺の部下まで傷つけ追放した奴らはダンジョン管理が出来ずに粛清され、魔王に戻ってこいと言われたけど新たなダンジョン創りが楽しいし、知らんがな〜 【2022年2月16日 アース・スターノベル様より書籍版・第1巻が発売予定!】 「貴様のような雑用係が我らと同じ魔王軍四天王の名を名乗るのはおこがましい!」 先代魔王より『ダンジョン・クリエイト』の能力を引き継ぐ魔族の青年カイトシェイド。 しかし、すでに先代の手で完成しきっている最強ダンジョン「魔王城」の維持管理から、全ての雑用までをほとんど一人で担っているせいで、他の魔族達からは雑用しかできない雑用係と馬鹿にされていた。 ある時、討伐先で味方にした強力な魔族を気に入った魔王は、彼を新たな四天王に据えるべく、カイトシェイドには用無しの烙印を押し追放することに。 「カイトシェイドよ、先代魔王様の顔を立て四天王の肩書を与えてきたが、雑用しか出来ぬ貴様など無用!」 さらには、カイトシェイドを庇おうとした彼の部下を切り捨ててしまう。 その態度に、流石のカイトシェイドも愛想を尽かす。 「この魔王城を管理するための『コア・ルーム』はフルオープンにしておいてあげますから、管理はご自身でどうぞ、魔王様」 魔王城から飛び出したカイトシェイドは、どうにか命を取り留めた部下であるヴァンパイアの美少女を連れ、新たに自分の『ダンジョン』を創ることにした。 だが、カイトシェイドを追放した魔王達は知らなかった。 ブラックな環境でのダンジョン維持を極めたカイトシェイドは、実は世界最高の『ダンジョン・クリエイター』になっていたことを。 そして、カイトシェイドを追い出したせいで、魔王城はどんどんと崩壊することに。 一方、カイトシェイドは辺境で新しい迷宮都市を作り上げ、彼こそが新たな魔王と呼ばれるようになって行く。