「なんかもう、いい加減にしてほしいよね」 「本当にね」 2人は顔を上げ、少し離れた集団を見る。正しくは、女の子たちに囲まれている自分の彼氏をだ。 「モテるのは知ってるけど…あそこまでじゃなくてもいいのに」 優子がもう一度ため息をついた。
更新:2014/3/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
どうして好きだという想いはあるのに、言葉にできなくなるんだろう。 どうして手を繋ぐだけで精いっぱいだったのに、いろんなことに慣れてしまったんだろう。 胸が高鳴って苦しくて、そんな想いはいつ消えてしまったのかな。
更新:2012/11/25
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
たぶん、彼は悪魔だ。天使の仮面をかぶった、意地の悪い悪魔。 「真央、重いでしょう?俺が荷物持つよ」 人前ではにこりと笑い優しくする。 「…なんで、俺がお前の荷物持たなきゃいけねぇんだよ。あ~、重い」 人がいなくなった瞬間に彼の仮面ははがれるのだ。学園の王子様の名が一気に剥がれ落ちる。
更新:2020/1/1
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
不倫、浮気。そんなものが今、流行している。けれど、それは対岸の火事だと思っていた。だから驚いた。部屋に入ったら、よく知っている男女が裸で寝ていた。
更新:2017/9/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
純平の笑顔を見ているだけで楽しかった。クラスの輪の中に入れなくても、その笑顔を見れば、自分も同じ空間にいるのだと思えた。口を大きく開け、楽しそうに笑うその顔を見るたび、真由美は安心していた。
更新:2013/1/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「佐々木を見返したくないの?」 里香の言葉に心が動く。見返したい。見返してやりたい。あの嘲笑うかのような笑みを崩してやりたい。 あの、林だ。不良で、顔立ちがよくて、家柄もいい。そんな彼が遊んでいないわけがない。少しくらいもてあそんでもいいだろ。そもそも、本当に私を好きかもわからない。一か八かの賭け。 「私、告白する!」 思わずそう宣言していた。
更新:2013/9/21
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「花村さんは悪趣味ですね。こんな風に部下をからかって何がしたいんですか?」 「…何がしたい、か。そうだな、暇つぶしかな」 悪びれる様子もなく潤也が言った。 「あなたみたいな人に軽い人、大嫌いです」
更新:2017/11/11
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
以前、投稿した「あの子を好きな旦那様」の続きです。 シリーズとしているので、他を見ないとわからないと思います。 ※感想いただけるとうれしいです!! ただ、苦情や批判は受け付けておりません。どうしても言いたいことがある場合は、提案型でお願いします!これはあまりにも。。。というものには返信しませんので、あしからず。
更新:2021/3/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。