強くてじょうぶな「黒い皿」を作るおとこの陶芸家と、美しいがもろい「白い皿」を作るおんなの陶芸家のお話。 「曜変天目茶碗」という国宝にもなっている素晴らしいお皿があります。 このお話に出てくるお皿はその茶碗をモデルにしています。 陶芸における素材との出会い、そして、人との出会い。どちらも奇跡なんだということを感じていただけると嬉しいです。
更新:2017/1/26
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昭和初期、とある山の頂に、妖魔を引き寄せる血を持つ女がいた。 彼女の名は籠野朱鷺子(かごのときこ)。その能力は代々女にしか継承されず、政府にひそかに保護される存在だった。 夜毎集まってくる妖魔たちを、彼女の屋敷の使用人たちが切り伏せる。屋敷一の腕を持つ、有明(ありあけ)の目を通して語られる籠野家の各顛末。 これは生者と死者すべてを魅惑する、血の宴の物語――。 ※当作品は秋月忍さま主催の「和語り」企画参加作品です。
更新:2019/11/3
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中学三年生になった龍一は、幼馴染の「ジュン姉」が「コワガミサマのお嫁さん」に選ばれてしまったことを聞かされる。村では村人たちの願いをなんでも叶えるという古い神様、「コワガミサマ」が祀られていた。龍一は大好きなジュン姉を助けるため、村の因習にひとり立ち向かっていく――。これは人間の欲と罪悪感が織りなす、猟奇怪異譚。 ※だいたい月曜日に更新します。 ※基本ほのぼの&謎解き&ホラー。クトゥルフとかSCP財団とか好きな人向けです。
更新:2018/10/15
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囚われの少女とそれを救う猫の、王道恋愛ファンタジー。 「目腐れ病」という、流行り病に侵された港町――サンダロス。 そこには、ひとりぼっちで暮らす青い瞳の黒猫がいた ある日、黒猫は赤い目をした美しい少女と出会う。 少女の名はガーネット。 この街の奇病を収束させるためだけに攫われてきた、「宝石加護」の力を持つ娘だった。 青い瞳の黒猫と、赤い瞳の少女が出会ったとき、サンダロスの街に奇跡が起こる――。 ※前作「上屋敷梁子のふしぎな建物探訪」に出てきた、猫の精霊「ター」が生まれるまでのお話です。一応、前作を知らなくても楽しめるものとなっております。 ※毎週日曜と水曜の20~21時に複数話更新。 ※アルファポリスでも掲載させていただいてます。
更新:2017/5/21
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