俺、市ヶ谷碧人は、血の繋がらない妹、市ヶ谷雫に死ぬほど嫌われていた。 ラブコメにありがちなお兄ちゃん大好き義妹など空想上の産物。口を開けば邪魔だの死ねだの、リアル義妹に散々言われる毎日。 そんな扱いにも慣れ、義妹との関係も諦めかけていたそんな時。 俺の気まぐれでついた嘘が。 俺たち兄妹の関係を大きく変えることになる。 「……クソ兄貴……催眠術、ちゃんとかかってるよね?」 「お、おう。かかってるぞ……むにゃむにゃ」 「じゃあ、キスして」 「へ……?」 毎日死ね死ね言ってくる義妹が、俺が寝ている隙に催眠術で惚れさせようとしてくるんですけど……! ※催眠術登場は3からです。
更新:2023/1/15
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この春、高校二年生になった奥村 和馬の悩みは、自身の醜すぎる容姿だった。 みんなに優しい委員長だろうと、正義感に満ちたクラスの人気者だろうと、修行に修行を重ねた僧侶だろうと、彼の顔を見た人間は総じて顔を歪めた。 ありもしない噂話を広め、彼に理不尽な暴力を振るう人間さえいた。 それほどまでに彼はブサイクだったのだ。 しかし、そんな彼の呪われた日常は、一人の美しすぎる盲目の少女との出会いで一変することになる。 見えないから見える彼女に、コンプレックスの塊である奥村は次第に心を開いていく。 この物語は、目が見えない彼女と、とてつもなくブサイクな彼の、お互いを見つめ合う、卑屈で拗らせた青春ラブコメディ。
更新:2021/8/22
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