男爵令嬢イヴは、魔女に呪われた第一王子ユリエルの唯一の世話役だ。十八歳になるまでに「運命の乙女」の口づけを受けなければ死ぬ、という呪いのせいで、周囲は第二王子を次期王位継承者として扱い、ユリエルを居ないものとする。しかし、ユリエルの十八歳の誕生日は刻一刻と近づいていて——。イヴは身の程を知っている。自分が「運命の乙女」になんてなれないことを。だから今日も、世話役の仮面を被るのだ。 これは呪われた王子様と、彼に仕える脇役の少女が、ハッピーエンドを迎える話。 ※アルファポリス・エブリスタ(短縮版)にも投稿しております。
更新:2021/9/23
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私の妹、王禅寺花恋はありとあらゆるものに愛される美少女だ。 両親に愛され、男に愛され、なんと鬼にも愛され、花嫁になってしまった。 鬼は人間を支配する生き物で、その花嫁に選ばれることは名誉なことと言われている。 だからわがまま放題で、私を召使いのように扱い、虐げてもしょうがない……なんて言うわけがない。 ──いつか絶対に殺してやるからな。 これは、鬼と花嫁とキレそうな私の話。 虐げられるヒロインとざまあの話が書きたくて書きました。 ※アルファポリスでも連載しています。
更新:2020/6/5
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