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作者:鮎 太郎

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作:鮎 太郎

勇者パーティを追い出された狂戦士ですが、妹とスローライフを満喫する予定です!

勇者から告げられる一言。 「お前の代わりなんていくらでもいるんだよ」 それは突然の、そして明確な追放だった。 普通の人間とは違う「龍の手」を持つ男。 違うが故に隠していた手を、勇者により晒されてしまう。 気持ち悪いと罵られ、遂には己が役割すら否定されてしまった。 元勇者パーティの一員である狂戦士、名をリューン。 勇者は名声を求める中で、リューンを疎ましく思っていた。 「狂化」を用いて、罠を踏破し、毒を受けても立ち上がり、力の限り突撃する。 眩しいぐらい信念のまま働き、心優しい彼が邪魔だったのだ——。 勇者の思惑通り、狂戦士は役割を失った。 ただ、彼が抜けたパーティは、いつかその存在の大きさを実感するだろう。 残念なことにリューンの勇者一行としての冒険は終わった。 しかし、彼は思わぬ方向へ進んでいく。 追い出されて辿り着いたのは、引きこもりの吸血鬼、カナリア・ヴァンプが住う城。 初めて出会う真祖の姫に、彼は思わず声をかける。 「俺をここに置いてくれ」 世間知らずの真祖の姫を身体で守り、喧騒避けた深い森で、狂戦士はゆっくりと生きていくつもり、だったのだが……。 そうは問屋が卸さない。 狂戦士は、どうしたって戦いに愛されているのだから——。

更新:2023/7/21

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作:鮎 太郎

死んだら凄い能力と神様を貰ったんですけど、俺が最強でも良いですか?

日本という国家における、昼過ぎに起きるテロリストの襲撃。 男の子であれば誰でもしそうな妄想が現実に起きたらどうするだろう。 正野慎太郎(しょうの しんたろう)は、果敢か蛮勇か、それに立ち向かって死を迎えた。 願わくば、誰かを守れるような強さが欲しい。 そんな願いを胸にして。 ふと、慎太郎が起きるとどうやらそこは死後の世界。 慎太郎は人の姿をした狐神の八坂(やさか)と、その上司の大狐に出会う。 学校を守った英雄として、再び生き返ることになったのだが……。 狐神八坂を連れ立って、生き返った。 慎太郎がそこで新たに手にした能力は三種。 魔物殺し 英雄殺し 神殺し そんな恐ろしい殺という文字の羅列は、慎太郎の想像とはもちろん違う。 どうなっているのか、と八坂に聞けば、どうやら神々の面倒事処理係として利用されたのではないか。との事だった。 いつか神々達に仕返しをする事を宿願として。 そして、誰かを守れるような力を手にしたいと願い続けて。 狐神と英雄に憧れる少年の旅は始まりを告げた。

更新:2018/7/21

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作:鮎 太郎

勇者転生の面接に落ちたので、俺は異世界で魔王になりました!

闇野 世界(やみの せかい)は、理由は分からないが死んだらしい。 死んだと自覚した後に、行われたのは勇者希望面接。 現実世界を思い出させるやりとりと、その理不尽さ。 勇者の希望者は多く、無論倍率も高いので、もしかしたら勇者にはなれないかも。 そう言われ、お祈りフラグと共に絶望をぶつけられた。 やがてアナウンスと共に、異世界へ転生を行うが、そこではやはり希望していた勇者にはなれなず。 そんな世界が転生して出会ったのは、なんと七人居る魔王の一人だった。 最弱の魔王、通称見つからずの魔王と呼ばれる王である。 女勇者のレイカによって追い詰められていた魔王は、その力を嬉々として転生の器である世界に押し付ける。 そして、ここに闇野世界の転生は完了した。 そんな世界の能力は自分の痛みや人のダメージを受けて、他に受け渡す事。 ドのつくMなら喜ぶであろう能力を世界は受け継ぎ序列七位の魔王となったその自らの手によって、異世界の理不尽さをぶち壊す事を決意する。 珍妙なメンバーと共に、異世界で理不尽と今日も戦う。

更新:2016/12/7

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