その日、公爵令嬢ティアーナは無実の罪を着せられ、断頭台にて処刑された。 人々の中に映る『ティアーナ』は、これ以上ない大悪女だった。 戦争を引き起こし、たった一人の令嬢を苛め抜き、ただ一人の男を手に入れるため帝国中を混乱に陥らせた主犯だった。 だが、最後まで抵抗し続け無念の死を遂げたティアーナの本当の姿を、優しさを知る者は、大いに憤慨した。何故、ティアーナを殺されねばならないのか。 例え無残な最期となろうとも。誰に恨まれようとも。 ティアーナを嗤い、ティアーナに責任を擦り付け、そしてティアーナの存在を抹消しようとする民よ、帝国よ。 潰してやる。殺してやる。壊してやる。ティアーナの無念を、刻み付けてやる。 ――これは大切な人を失ってしまった者達が描く、救いのない復讐である。
更新:2020/12/8
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『報われなくても救われなくても、その先に引かれた道が途絶えていないのなら』 主人公ルネックス・アレキはあるきっかけで大精霊フェンラリアが封印されているブレスレットを手にいれる。 複雑な人生を送って来た彼は、その中で悪党である聖神の存在を知る。その存在を調べていくうちに、神界と世界の理不尽な行動に気付き、全てを調べ抜いた彼はついに動くのだった。 しかし。そんな彼の行く手を最後の最後で塞いだのは、幼いころからのルネックスの最大の敵だった。 ―――これはちょっと自分に自信がなく、ちょっとネガティブ気味な少年が、王道バトルで這い上がっていく話である。画面の前の貴方が自信、気力を失った時に、この作品をみて微笑んでくれますように。 ※この作品は一切の無断転載を禁止します。著作者:なぁ~やん♡
更新:2018/5/5
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