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作者:ふみんのゆめ

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作:ふみんのゆめ

ヤスダヤスオは安っぽい?半分は正解、でも半分はディフェンダーです!

安っぽい人生を送っている、と変な自信を持つ安田ヤスオは四十歳手前の独身男性である。 おっさんとされる年齢に達しながら、交際経験はなく、友人も結婚をすれば付き合いがない。職場では空気のような存在である。 誰と付き合いがあるわけでもなく祖父母が残してくれた年季の入った家で一人寂しく暮らしていた。 そんなヤスオの唯一とする愉しみが、オープンワールドのオンラインRPGだった。自分を含め三人で組んだチームで冒険することが生きがいであり、仮想空間上とはいえ他者と交流を持つ機会でもあった。 ところがチームの1人が生活上の問題で参加が難しくなりそうな事実を知り、ならばと当面における住まいの提供を申し出た。独りで住むには持て余す広さの一軒家。しかも気兼ねはいらない木造のボロ家。ヤスオにしては思い切った行動に出た。ゲームのためならやれる男だった。 慣れない決断は思いもかけない結果をもたらす。 やってきた相手は、まさか女性というだけでなく、2人揃ってときた。 貧相極まりないおっさんとして変わり映えしない日々に、突如舞い込んできた同居人。しかも一緒に過ごすうちに、なにやら事情を抱えているみたいで……。 自己肯定感は非常に低いが、変な思い込みはしっかり持っている、いい歳した男が初めてを経験する物語である。 カクヨムにも掲載しています。

更新:2024/4/7

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作:ふみんのゆめ

彼女はチート!ー白銀の逢魔街綺譚ー

少年は復讐を誓っていた。異能を操る『能力者』と呼ばれる者たちを目の敵する組織に命を奪われかけただけでない。双子の姉が深く傷つき、また自分の不甲斐なさを思い知らされる。それからはかつて自分の命を脅かした『能力者の殲滅』を目的とした組織を壊滅させることに身命を捧げた。ひたすら能力を活かした任務をこなすための研鑽の日々であった。 ところが恩義ある能力者一族のトップに立つ人物から、家族にならないかとくる。しかも学校へ行き、普通の少年としての生活を送らせたい意図も見えた。 少年は復讐に生きたかった。だから敵組織の動向情報に飛びついた。 カクヨムにもアップしている作品となります。 夕刻と定められた15時から19時は、予測不能な不可思議現象が起こり、解明不能な情報通信網のプラックアウトや謎の電波障害、取り締まり不能ゆえ殺人を始めとしてあらゆる犯罪が許される「無法の時間帯」が法令化された『逢魔街』世界で最も危険とされる場所で動きが見えるという。 少年は復讐を続けたかった。学校へ行くような生活は送りたくなかった。だから敵組織壊滅へ気合いを込めて彼の地へ訪れる。 少年が逢魔街へ乗り込んだ矢先に出会った、カノジョ。運命的な出会いには違いなかったが、ここは逢魔街。住む人々もひと癖どころか二癖もある者たちだ。カノジョとその周囲にいる人たちだけでなく、実の姉やいずれ義理とはいえ父母に兄となる者たちも加わって・・・。 てんやわんやしていた少年が、やがてする決意。それは世界の命運に関わることだった。 これは苦境を潜り抜けても成長しているかどうか微妙な少年のボーイ・ミーツ・ガールの物語である。

更新:2024/2/19

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