これは、特に面識もないが無性に王子が殴りたくて仕方ない少女と、彼女(の拳)に運命を狂わされた男たち(複数形)のお話である。 前世の記憶を思い出したことで、少女は一つの願いを抱くようになる。 ――くっそあの王子超殴りてぇ! 自分の生まれた『ここ』が前世で一度だけプレイした乙女ゲームの世界だと気づいた時、『ここ』にあの殴りたくって仕方のない王子(攻略対象)達がいるのだと気づいた時……少女は『王子を合法的に殴る方法』を考え始める。 そして気付いた。 そうだ、魔法学園に入ろう。 王国でも数の少ない女騎士を目指し、王子を殴る為に拳を磨き、少女は魔法学園に入学した。 繰り返すが、王子を殴る為に。
更新:2024/4/25
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「ここは人類最前線」シリーズ、短編置き場。 たまに思いついた物をふっとのせていたりします。 最初の方は「3」で投稿した物などが混ざっています。 思いついた時などに書いている為、思いっきり不定期更新です。
更新:2022/11/29
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私の名前はシェルネリー、上昇志向がちょっぴり強い女の子! ちょっと不思議な世界に生まれ変わっちゃったんだけど……ウソ!転生者なのにチートなしってアリ!? それでもへこたれず、ガンバって良い学校への入学を目指したの! 目標はも・ち・ろ・ん……将来有望なエリートの卵をつかまえて、玉の輿よ! ……と、そう思っていたときが私にもあったのよ。鼻で笑っちゃうくらいに若かったわ。
更新:2016/2/14
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その子供に名前はない。 だけど彼は風の中から、水の音から、様々なモノから情報を拾い集めることが出来た。 見たことのない親の顔さえも。 自分が何故、壁の中に閉じ込められているのかという理由も。 そんな彼もやがて……感情の小さな芽生えと共に、壁の外へ出る。 会ったこともない者のため、会ったこともない相手への復讐の為に。 (※これは『没落メルトダウン』の主人公の、ご先祖様の始まり。エルレイク家の祖となった初代様の殺伐とした幼少期になります。説明不足・意味不明な部分が多いと思いますが、初代様が謎人物なのでそういう仕様です)
更新:2015/8/6
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隣の家の、紀伊自生。大人を前にするときと、私しかいないときで態度の違う少年。 隠された空虚さ、虚ろな目の人形じみた顔。 そんなミズキが少年らしい無邪気さを出す瞬間。 それを見るたびに、私は悟らずにいられない。 ああ、きっと。 きっといつか、私はミズキに殺されるのだろう。 誰もがしたことの有るだろう『遊び』。 常軌を逸したミズキの行為。 耽る『遊び』の代償を、きっといつかミズキも受け取る。 だけどそれは、私が殺されるのと、どちらが早いのだろう…?
更新:2014/7/25
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主な内容は以下の通りとなります。 ・小林が過去に活動報告に上げたもののサルベージ (活動報告を遡るのが面倒になってきたため) ・設定だけ作って放置しているネタ ・記録に残していた夢日記 つまりはネタの放流、そういうことです。 当然ながら脈絡もありませんし、オチもありません。 ほぼ設定のみという有様のモノもあります。 お話のストックという以前の代物だったりします。 かつて活動報告にのせたものを見返すのが大変になってきたので、まとめて置き場を作ろう、ついでに今後のネタ置き場にしよう。 そういう趣旨でたまに思い立ったものをふらっと載せていきます。
更新:2021/10/6
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かつていずこからか渡来した風習「バレンタイン」…それは普段告白の機会を持たない女性たちが、甘やかな菓子に乗せて想いを告げる祝福の日(ただし風習を伝えたのは悪魔)。 それは王国筆頭貴族アデライト公爵家のアデリシアお嬢様にとっても同じことで…? ですが、彼女のお相手は、ちょっとだけ普通とは違ったのです(具体的に言うと種族が)。 以前出した短編「私と蛙に毎日ひとつ」のバレンタイン特別編となります。 話の経緯は前話に準拠しているので、謎に思った方はそちらを参照してください。
更新:2015/2/14
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魔王を倒したその後で、勇者は再就職を考えて頭を悩ませる。 それを見かねて相談に乗るのは、仲間の盗賊。 二人で立ち向かう敵の名は、「履歴書」。 正直に書いて良いのか。駄目だろ。 頭を捻り捻り、二人は履歴書を埋める為に語り合う。
更新:2013/2/16
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