小さい頃、着ているもののほとんどはお姉ぇからのお下がりだった。きっとその時感じた不満が今、独占欲となって表れてるんだと、そう思っていた。だって友達に対してこんなのこと思うなんて、そんなの──。 頭ではわかっていても、気持ちはどうにも抑えられない女の子の、不器用だけど立体的なお話。 ※拙作『5kgの距離』の続きのお話です。独立してお楽しみいただけますが、興味がありましたら併せてそちらのほうもよろしくお願いします。
更新:2016/8/28
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「あの娘ちょー細い」 瑠美がいつものように女の子の太ももをチェックする。あーでもない、こーでもないって。あげく、うまそうな脚が見てみたい、だなんて。自分がうまそうな脚してるのに……そういえば、瑠美はわたしの脚、どう思ってるのかな。 わずかな変化が大きな違い。女の子の本音が見え隠れする、いろいろと短いお話。 ※続編は『3mmの時間』です。
更新:2015/12/17
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私はズレのない世界を望んでいた。完璧や永遠を追い求めていた。誰の助けも借りず、誰とも関らないで。それなのに、理子はいつも私にばかり絡んできて――本当に嫌い。大っ嫌い。 どこかズレたふたりの少女が積み重ねていく、想いの物語。
更新:2015/9/11
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立風さんはわたしの憧れの人。立風さんの感じる世界をわたしも共感したくて、おそろいをたくさん集めていったのだけど……でも、それだけじゃ気持ちが納まらなくなっちゃって――。 想いに突き動かされ、悩み、それでも新しい一歩を踏み出していく、少女と少女の恋物語。
更新:2015/8/10
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真似ばかりする妹(4歳)と、その面倒を見るお姉ちゃん(6歳)のお話。 がんばれお姉ちゃん!
更新:2015/7/1
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