春の深夜、傷害事件が起きた。そこに偶然居合わせた高校生の肱川統義(ひじかわ つねよし)は逃げていく犯人を目撃する。それはクラスメイトの美少女、嶋村七海(しまむら ななみ)であった。 その次の日、七海は統義にとんでもないことを告げた。 「私とお付き合いして頂けますか?」 七海を犯人と疑っている統義と、素知らぬ顔で微笑む七海。奇妙な関係が続いていくうちに二人の男女は傷つけあい、惹かれあっていく。その中で統義は自分の内に秘めていた衝動に気付く。 何もかも壊してしまいたくなるとき、あなたはどうしますか? 【作者が考える作品のセールスポイント】 1.美女に絡め取られていく男の精神描写 2.ヒロインの妖艶さ 3.二人の男女の静かであるが激しい衝動
更新:2021/5/9
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そう遠くない未来。 巨大な隕石が地球に落ちることが確定した世界に20歳を迎えることなく地球と運命を共にすることになった少年少女達の最後の日々。 諦観と願望と憤怒と愛情を抱えた彼らは、最後の瞬間に何を成し、何を思うのか。 「俺は」「私は」「僕は」「あたし」は、大人になれずに死んでいく。 『20-1』それは、決して大人になることのない、子供達の叫び声。 ジャンル『純文学』日間、週間、月間一位、総合日間4位の経験あり。
更新:2019/12/19
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およそ20万年。途方もない年月を歩き続けた不老不死の女性、エドナがいた。 エドナは幾多の出会いと別れを繰り返していくうちに、いつしか人々から『死神』と呼ばれるようになるが、それでもエドナは微笑いつづける。彼女は、この世界の全てを愛していたからだ。 そんな彼女が旅の途中、ふとした拍子に頭の中に浮かんだ声が誰のものか、記憶を辿ってみることにした。彼女は思い出す。愛しい人が生きていたこの世界を。愛しい人が生きていくこの世界を。 家族を失った者、家族を置いていく者。 夢を叶えた者、夢に殺された者。 欲望のままに生きた者、夢のために生きた者。 何もかも失った者、何かを手に入れた者。 あらゆる『人』が、彼女の記憶の中で生きていた。
更新:2024/3/17
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