あるところに、とても若い神様がおりました。 その神様は、人の『不幸』を司る神様でした。 彼女の家には人の『不幸』の詰まった瓶が山ほど並んでいましたが、それは彼女の大事な『仕事』に必要な、とても危険なものだったのです。 ※この作品はフィクションです。 作中の模写で気分を悪くされても責任は取れないので、ご注意ください。(特に冒頭部分)
更新:2016/9/25
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ファントム時間仮説というものがある。 西洋の歴史、つまり西暦の年数には当時の人間の都合で三百年近い水増しが行われたという仮説である。 であれば……二十一世紀初頭に噂された数々の終末論は、本当にただの迷信だったのだろうか。 かつての予言者たちが読み違えたのは滅亡の時期ではなく、人類が自らの年も数えられないという情けない未来だけだったのではなかろうか。 これは、ある世界の『時間切れ』の少し前の物語。 予期されていたはずの滅亡に、何の備えもできなかった人類の最後の年の物語である。
更新:2019/10/9
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多数の宗教観が入り混じり死後の管轄が複雑化し混迷を極める『霊魂管理政府』の日本支部。 近年増加する神々の不祥事による死者の死後を補償するため適用された『近代的転生システム』に伴って増設された『転生管理局』には、年間千人を超える転生者の処理に忙殺されるベテラン(幼女)局員の姿があった。 彼女が語る『転生管理局』の業務実体とは…… ※もしも転生管理局への就職を希望される方は管理局への配属要項を満たした上でご自身の死後を担当する死神から受け取った申請書を死後49日以内に窓口に提出してください
更新:2018/7/28
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