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作者:鉄屋イソ
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書籍化
コミカライズ
作:鉄屋イソ
ミランダは貴族の間では噂に名高い嘘つき令嬢であった。 だけどそれは全くの濡れ衣で、噂だけが独り歩きしていった結果にすぎない。 でもどうやら本人は嘘などついた憶えもないし、そんな噂もどうでもよくて、目下の気掛かりは素直で実直すぎる性格の婚約者、ホーレス王太子殿下のこと── ホーレスはその性格から人を疑わず何でも信じてしまうものだから、貴族政治の傀儡にするにはうってつけなのだ。 過ぎたる素直さは愚か者にも同じ。ゆえに王太子にはそんな役割が相応しいのだと。 もちろんホーレスは人からの噂も疑わない。だからミランダが嘘つきである噂も素直に信じてしまい、とうとう婚約破棄まで決意してしまう。 こんな事は許せない! 婚約破棄が? いいえ違う。 ミランダにとって許せないのは、婚約者のホーレス王太子を、よってたかって愚か者扱いする貴族たち。 素直で実直なホーレスの性格を愛するミランダは、彼が立派な王太子になるようにと一計を案じることにするのだが──── これはこの国でむかしにあった本当の物語。 *全四話 *他サイトにも掲載
更新:2021/7/27
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まさかこの領内に、あの恐ろしいドラゴンが棲み付くだなんて── アリシア・ロマーダ伯爵令嬢は、つくづく自分は運命に見放されていると思った。 古からの慣わしにて、領主の娘はドラゴンの生け贄とされる定めである。 領主の一人娘として生まれたアリシアはその定めに従い、生け贄となる運命となった。 自分を守ってくれるはずの父や母も、運命に連れ去られてもういない。 残った家族の継母は、アリシアを虐げ続けてきた女である。生け贄となることを喜んでさえいた。 だけど騎士であり婚約者でもある彼だけはと──そう願ったアリシアであったが、婚約者もまたドラゴンが現れては仕方がないと、あっさりと婚約を破棄してしまったのであった。 運命は悲しいことばかりを与えてくれた。その締めくくりが、自分の死であったというだけの話なのか…… アリシアはもうそれでいいと思った。 ドラゴンの棲む洞窟へと、アリシアはたった独りで歩いていく。 果たしてドラゴンはそこにいた。彼の名はラフィンドル。 そのドラゴンは意外にも、アリシアの知る人間たちの誰よりもずっと、優しかったのであった──── *全6話(短編) *他サイトにも掲載
更新:2021/9/2
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