ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

検索条件

作者:鳥路

条件をリセット
詳細条件で探す

作:鳥路

賢者様、貴方をパーティーから追放させてください!

「お前をパーティーから追放する!」 そうして始まる追放された人物の成り上がり物語ってかなりの数が存在している。 私が「向こう」で生きていた時の話、だけれども。 しかし私は思うのだ。よく簡単にパーティーから追い出せるな・・・と。 その人物もよく簡単に受け入れられるなと・・・思うのだ。 十六歳で死んだ私「霧雨永羽」は、神様のお願いを聞くことを条件に、とあるファンタジー小説世界に転生した。 そこで、勇者「アリア・イレイス」として転生した私は、神様のお願いの通り「物語を完成させる」為に、ある重大任務に挑むことになる。 さて、この話はそんな「追放から始まる物語」 とても残酷だけど・・・そうしなければ、何も始まらない物語。 だってこの物語の主人公は勇者「アリア・イレイス」ではなく、私に追放されるはずの賢者「ノワ・エイルシュタット」なのだから。 しかし、どうしてか彼女の追放が上手くいかない。 それは始まるべき物語が始まらないことも意味していて・・・。 これは、そんな「始まらない物語」を始めるために奮闘する「将来悪役にならなければならない転生勇者」と「将来主人公にならなければならない賢者」の緩い旅路の攻防戦。 いつか絶対、ノワを追放して「始まるべき物語」を始めてやるんだから! (カクヨムでも同一のものを投稿しています)

更新:2024/5/5

0.0
0

評価

0

レビュー

0

読んだ

0

気になる

0

読んでる

作:鳥路

春来る君と春待ちのお決まりを

三月三十一日。それが、俺たち二人の誕生日。 同じ年の同じ日、同じ場所で、同じ時間に産まれた子供。 お隣同士の子供たちは十七年間、姉弟のように一緒に育ち、大きくなった。それが俺たちの奇跡のような共通点だ。 高校三年生の俺「五十里悠真」には、昔からの習慣という名の「お決まり」が二つある。 それは隣に住んでいる、とっても特別な幼馴染である「白咲羽依里」と話すこと。 そして、ある言葉を毎日告げること。 それに例外というものはなく、どうしても出来ない時以外は、毎日欠かさず行ってきた。 雨の日でも、台風で交通機関が麻痺しても、俺がインフルエンザにかかっても、何らかの手段で羽依里と一日一回会話を交わす。できれば、顔を合わせて話す。それが俺の「お決まり」だ。 これは、そんな変な習慣を持つ俺と変な習慣の理由になっている羽依里が過ごすとある一年の変化を歩くお話だ。 俺がこよなく愛する、しっかりものだけどふわふわで小さくて、柔らかくて弱くって、それでいて意地っ張りで寂しがりやな女の子と、そして個性豊かな友人と過ごした高校最後の青春と、俺と彼女の生涯最後になる恋の物語。 変化を呼ぶ春は俺達の元へ等しく訪れる。来たるべき春へと進むために。

更新:2023/12/21

0.0
0

評価

0

レビュー

0

読んだ

0

気になる

0

読んでる

作:鳥路

世話焼き神様と社畜の恩返し。

修学旅行と言えば一回ぐらいは経験があると思う なぜか売ってあるドラゴンが巻き付いた短剣のストラップ 俺はそれ・・・ではなく、その隣にあった健康長寿のドラゴンの置物をじいちゃんのお土産として購入した それから数年後 当時中学生だった俺「巽夏彦」も立派な真っ黒社畜 定時を越して夜遅く、トドメに会社に泊まる始末 「もう辞めたい」と思いながら仕事をこなす中、俺に届いたのはじいちゃんこと「巽龍之介」の訃報だった 流石に慶弔関連の休暇ぐらいはきちんと取らせてくれる 俺はじいちゃんの葬式と遺品の整理をしに、田舎へと戻っていったのだ そんな中、爺ちゃんの介護をしていた寅江さんより、俺は中学時代の修学旅行で購入した健康長寿のドラゴンの置物を預かった じいちゃんが大事にしてくれていたようで、それは昨日買ってきたかと思うぐらい綺麗なまま だからだろうか 例え、百年間大事にしていなくても 例え、職人の手ではなく、機械で作られた量産品であっても 「大事にされていた」という事実だけで「この子」はこの置物についてくれたのだろうか 拝啓、じいちゃん 貴方が旅立ってから一週間が経ちました 俺は、じいちゃんが大事にしてくれていたドラゴンの置物の付喪神を名乗る「りんどう」と共に暮らしています (R3年7/9:1日目〜42日目内の「+)」表記部分と43日目以降を追加しました) (R4年8/24:0日目を追加しました) (ノベルアッププラスにも同様のものを投稿しています)

更新:2022/2/16

0.0
0

評価

0

レビュー

0

読んだ

0

気になる

0

読んでる

※作品の評価点について

登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。

書籍化/コミカライズのタグについて

該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。