復讐刑。通称・仇討ち刑。 遺族感情を重視するべしという世論に押される形で作られた刑罰。 その内容は「遺族は加害者に何をしても許される」そして「加害者は一切の抵抗を認めない」 そんな刑罰に全く何の疑問も持っていなかった主人公。 所詮他人事。悪い奴が酷い目に遭うんだから、メシウマだ。 そう思っていた。 だけど…… 当事者になって、やっと理解するに至ったのだ。 その本質を。 ※カクヨム短編に参加するために、短編集から切り出した作品です。
更新:2023/12/8
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少女クミはわけも分からずいきなり「ゴブリンの代わりに変態生物ノライヌがうろついている異世界」に放り出されている自分を発見した。自分が日本人であることと名前が多分クミであること以外何も分からない。そこは日本語を言語として「何故か」使っている世界で、文章も日本語なのだが、何故か、漢字だけ無かった。 元々読書家だったのかもしれないが、クミはそれがとても苦痛になってきて…… タイトルで「漢字を広めようと」しているとありますが、あくまで希望です。作中でも語りますが、あまり積極的に広めようとしてません。無論理由はあるんですけど。 ……タイトル詐欺ではありません!!
更新:2021/6/11
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