セフィーはアルビノとして生まれたがために化け物と呼ばれて生きてきた。 社会になじめないセフィーにできることといったら、真っ白な自分を物珍しさで買う男たち相手にからだを売ることだけ―― の、はずであった。 ある時セフィーは客である大貴族の邸宅で客の息子に捕獲される。 このまま闇に葬られるのかと思いきや、 「僕と一緒においでよ我らが王宮へ! もちろん女装して」 こいつは何を言っているんだ? セフィーはまだ、自分が百万の民を欺いて伝説の王妃になる運命にあることを、知らない。 ※身体障害者・難病患者に対する差別的な表現を含んでいるため残酷描写有りにチェックを入れます。 関連作品: https://kakuyomu.jp/works/1177354054882761509
更新:2017/1/22
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