目を覚ますと、見知らぬ世界で身体が剣になっていた普通の大学生『九條ユウ』。 混乱する彼を拾ったのは、圧倒的な実力を持ちながらただの農夫との会話にすらビビる魔術師の少女『アイン=ナット』。 彼女は、人と話すよりも盗賊退治の方が楽という筋金入りのコミュ障だった。 それをクールな態度でひた隠すアインの実情を見抜いたユウは、自力で動けない現状を打開するべく彼女に交渉を持ち掛ける。 「私がユウさんの脚になる代わりに」 「俺は、アインの口になる」 二人を待つのは親友との再会、狐耳の少女との出会い、そして陰謀。 喋る剣とコミュ障は、冒険と日常の旅路を今日も行く。 ※感想、評価、レビューなど頂けると励みになります。カクヨムにも同内容で投稿中。
更新:2018/12/3
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