魔王討伐のため勇者のパーティは、魔王が居る島へと向かった。しかし、その日まで共に旅をした仲間であるはずの少女『アスカ』の姿はそこにはなかった。 一人パーティから置いて行かれた彼女は、怒りと悲しみの声を上げ続ける。 「力が……力さえあれば……」 その声に答えたのは、魔王に味方する悪魔だった。悪魔の力を得た彼女は、衝動のままに仲間の元へと向かうのであった。
更新:2018/2/5
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いつも眠たそうにしている少女「ネコさん」こと猫柳。元気で人懐っこい少女「わんこ」こと犬山。 二人の高校生活はアイスを食べたりゲームをするだけのなんてことない日常で、大事件も無い代わりに暖かくて微笑んでしまう日々を送っている。 ネコさんの気まぐれに振り回されたり、わんこの天然さに呆れたり、不意の笑顔に赤くなったり――。 ネコっぽい少女と犬っぽい少女は、今日も仲良くじゃれついている。
更新:2021/9/24
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「じゃあ、悪役に転生したい。それもかっこいい感じの」 悪役に憧れる私は、転生する時そう答え、その願いは叶えられた。しかし、転生した悪役は悪役でも、私が憧れる少年漫画的なものではなく、乙女ゲーム的なものだった。 それに残念がりながらも、私は自分が憧れる悪役となるために、今日もヒロインである白野と攻略対象の仲を邪魔するのであった。 さて、今日は弁当を忘れた彼女が攻略対象と学食に行く前に、弁当を恵んで妨害してやるとしよう。
更新:2018/1/26
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目を覚ますと、見知らぬ世界で身体が剣になっていた普通の大学生『九條ユウ』。 混乱する彼を拾ったのは、圧倒的な実力を持ちながらただの農夫との会話にすらビビる魔術師の少女『アイン=ナット』。 彼女は、人と話すよりも盗賊退治の方が楽という筋金入りのコミュ障だった。 それをクールな態度でひた隠すアインの実情を見抜いたユウは、自力で動けない現状を打開するべく彼女に交渉を持ち掛ける。 「私がユウさんの脚になる代わりに」 「俺は、アインの口になる」 二人を待つのは親友との再会、狐耳の少女との出会い、そして陰謀。 喋る剣とコミュ障は、冒険と日常の旅路を今日も行く。 ※感想、評価、レビューなど頂けると励みになります。カクヨムにも同内容で投稿中。
更新:2018/12/3
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私のクラスにはわんこがいる。人懐っこくていつでも笑っているわんことの一日は、何てことがないのにとても楽しい。 ネコっぽい女の子と犬っぽい女の子の短編小説です。百合なので注意。
更新:2017/9/8
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