薔薇の花弁が、甘く薫る宵。 花嫁探しの夜会を抜けて、空気の美味しさに安堵したのも束の間。 それは闇に、紅く光る眼――――。 身も凍るような美貌の主は、少女の手をとって告げた。 「今回のパーティの趣旨を知った上で、出ているんだろうな……?」 「……さ、さぁ?……」(遠くを見つめる) これは逃れられぬ災厄=魔王の目に留まってしまった不運な少女――――と、少女をこよなく愛する“薔薇”“百合”の本心が明るみになるまでの一幕である。
更新:2014/10/19
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ここは俺の住んでるマンションのエントランス。浮気相手と腕を組んで帰ると、そこには遠恋中の彼女の姿が・・・これは広い世の中、ありがちな話。・・なのか。 まさか自分がその場面の登場人物になるなんて思ってなかった。そんなありがちな話の、彼の場合。
更新:2017/10/21
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