大学生の茜(あかね)が祖母から引き継いだのは、下町の一角にある『夜来館(やらいかん)』。 大正時代に建てられた和洋折衷住宅には幾つもの部屋があり、間借り人が住んでいる。一夜限りの者もいれば、毎晩現れる常連もいる。過去から訪れる者、異界から迷い込んだ者……。 夜にだけ現れる間借り人を迎える、夜来館の管理人となった茜の不思議な夜のひと時を綴る物語。
更新:2017/7/2
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“風切(カザキリ)の結び”は、有翼人が暮らすこの国で行われてきた風習だ。 男性が相手の女性の風切羽を切り落とすことで、夫婦となることを意味する--。 元・軍人の緋花は任務中の怪我により退役し、今は雑貨屋の店番をして暮らしている。店に毎週現れるのは、かつての上官・朔月。緋花の風切羽を落とした男だった。 ※昔書いていたものを掘り起こしました。素直じゃない元軍人女性と、器用じゃないエリート軍人とのすれ違い恋愛ものです。
更新:2022/4/28
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