そこは、郊外にある古い図書館だった。黒衣を纏った司書が一人いるだけの、カビと埃の廃墟の如き宮殿。 ある夏の日の午後、俺はずかずかと中に入ると、無人の広大なエントランスを突き進み、無遠慮にカウンターの司書に近づいて行った。 「ちょっといいかな? ファンタジー系のホラー小説を読みたいんだが、生憎時間があまりなくってさ。 簡単に読める、短いものがあるといいんだけれど、何かお勧めない?」 すると司書は、こくりと頷くと、まるで玉を転がすような玲瓏とした声で、こう語り出した…… 夏のホラー2018参加用作品です。twitterで書いたものなどをまとめました。短いのでお時間のあまりない方にピッタリです!
更新:2018/6/21
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私立探偵を営むやもめ暮らしの35歳男性、砂浜太郎とその娘の1歳9カ月の花音は、ある日空飛ぶ巨大おっぱいに襲われるも、公園のトイレ前で出会った「司令」と名乗る謎のヘルメット男に助けられ、OBS(オヤジ武装システム)の操縦者に勧誘され、成り行き上承諾し、娘共々戦うことになってしまう。外見は太ったおやじそのものの常識外れの超兵器と、サイコな仲間達に振り回される彼らの運命や如何に!? 第1回WEBアマチュア小説大賞二次選考落選作。
更新:2019/12/16
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裏野ハイツに住む、運の悪さを自覚している少女専門のシリアルキラーの俺・山崎光雄(52歳)は、マンションの近所の廃病院で、うっかり金髪爆乳美少女を撲殺してしまう。処分に困っていたところを、運悪く同じマンションに住む201号室のババアこと、太田秀子(76歳)に見つかっちまった。しかしババアは俺を咎めるどころか、見逃してやる代わりに死体をマンションに運び込めと命令してきた。孫が、「いもほり」に使うためだと言って……。 夏のホラー2016参加用作品です。グロあるのでお気を付け下さい。
更新:2016/7/20
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