口から放たれたその言葉は、まるで点滴のように、体内へと堕ちていく。 ぽとん ぽとん 長い年月をかけ、身体の隅々へと染み渡っていき、その細胞らの、ひとつたりとも残さずに。 ✳︎✳︎✳︎ 双子で生まれた姉サヤと私ミヤ。無意識に放たれる母の言葉は、私たち姉妹の中へじわりじわりと浸透していく。 ✳︎✳︎✳︎ お読みいただければ、幸いです。
更新:2020/10/23
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あったかいを贈りましょう。きっとあなたも大切な人を、あたためてあげられると思うから。 ✳︎✳︎✳︎ 3歳のミーちゃんのパパとママは、どうやら喧嘩中。寒い寒い冬の日のことでした。 ✳︎✳︎✳︎ この作品は、Kobitoさま主催の『ほっこり童話集』企画に、参加しております。以前、童話で投稿したものを改稿し、キミと話ができたならのお話と合体させました。どちらも短くして二部にし、一部を追加、(子ども向け童話/パパママ向け童話)にしてみました。三つのお話はどれも、主人公ミーちゃんとパパママ、三人家族のお話です。お読みいただければ、幸いです。
更新:2020/10/9
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私にはいつまでも忘れ得ない、わだかまりと言っていいものが、ひとつだけある。それを清浄にすることは、生涯ないのだと思っていた。それは祖母が亡くなった日の、病室でのできごと。 ✳︎✳︎✳︎ ある日、新聞の読者投稿欄に目を留めた「私」。そこには一生抱えて生きていくのだと思っていたそのわだかまりを揺さぶる、ひとつの投稿があった。 ✳︎✳︎✳︎ お読みいただければ、幸いです。
更新:2020/6/18
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止まない雨は、男の心を濡らし続ける。いつまでも、いつまでも。
更新:2016/6/28
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長編ファンタジー「神々の黄昏《ユナセプラ》」の外伝のエピソード編にあたります。 みにくい王妃と呼ばれ嘲笑を受け続けたココと、守護妖獣、そして神のように美しい若者の「ものがたり」です。 本編を知らない人でも読んでいただけるように童話タッチで書き上げました。
更新:2010/11/18
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「本が好きなの?」 言葉に詰まってしまった。 「……いえ、あんまり」 正直に答えてみたものの、やはり場違いだ。 なぜなら、ここは図書館。 そして、『本』を修理する場所なのだ。 要領が悪いというコンプレックスを抱えた中学生、樫井 美夕(かしい みゆ)は夏休みに図書館で本の修理のボランティアをすることとなる。同じ委員会の左右田(そうだ)先輩の、まだ幼い妹が壊してしまった絵本を直しているうちに、自分なりの良さに気づいていく。
更新:2017/9/18
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なぜ、親というものは、こうも子供の気持ちを察することができないのだろうか。 なぜ、大人というものは大人になってしまうと、子供だった頃の気持ちを軽々しく忘れてしまうのか。 ✳︎✳︎✳︎ 父と母がくれた自転車は、錆ついた中古品だった。 貧乏をこれほど憎んだことはない。 ✳︎✳︎✳︎ この作品は、家紋 武範さま主催の「夢幻企画」参加作品です。お読みいただければ、幸いです。 またエブリスタさんでも投稿です。
更新:2021/1/15
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遠井moka さま主催の「あたたか企画」参加作品です。 ✳︎✳︎ シングルマザーの私は陶器のネットショップで働きながら、ひとり娘のリサを育てている。ある日、結婚式の引き出物にと注文のあった品の発送日を、勘違いにより間違えてしまった。仕事帰りに電話をもらい、慌てて会社に戻るが。 ✳︎✳︎ お読みいただければ、幸いです。この度は企画に参加させていただき、ありがとうございました。 またエブリスタさんにも投稿しています。
更新:2020/2/13
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