慰霊碑を前に男は一人佇み、刻まれた名前に向かって言葉を投げかける。 「会いに来たぞ」 返ってこない言葉と仲間、一人生き残ったことへの罪悪感。回想の中で自身を責める彼の前に、現れた仲間たちが送った言葉とは ? ※戦争から帰還した元・兵士が、慰霊碑に刻まれた仲間たちの前で、過去に区切りをつけ新たな一歩を踏み出す作品です。 ※本作品は『画像で一行小説』サイト様でも投稿しております。
更新:2014/9/11
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
未来のない今。 それでもなお、彼は次を期待させるズルイ男だった。例えるなら、去り際に香るコロンの様に、くすぐる様な魅力を持った男。 (本当に……ズルイ男よ) 一人涙した日から時は過ぎ、彼女は彼のもとへ赴く。かつて愛し、今は眠る彼のもとへと。
更新:2015/5/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
手先から寒さが染み入る様な冬に、ホットココアの様な温かく少し甘めの詩を書いてみました。 綿霧(わたきり)は、冬に白く色付く息を表した造語です。
更新:2016/12/21
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
此山神社を守護する川村家は、代々の霊能力一家。 川村里香の友人に起きた異変をキッカケに、川村武は過去世から繋がる縁に引き寄せられていく。 過去世に一体、何があったのか。 勾玉の守りが解かれ、里香が縁の光を灯すとき、過去と今は一つに紡がれる。 武を守る式神たち、神社に招かれる猫又、悪霊の裏で糸を引く妖狐と従う竜神。さらに、妖(あやかし)と称する謎の男も加わり、縁に導かれた者達は此処に集結する。 出会うべく出合うは、過去世からの縁。 川村兄妹が手繰り寄せた縁により紡がれる現代和風奇譚。 ※各話の後書き部分に、その話時点までの登場人物紹介を記載しております。 ※第一章前の参考資料にて、投稿終了済みの章あらすじを記載しておりますので、内容確認などにご利用頂けたら幸いです。 ※2016/04/11 改稿終了
更新:2015/8/11
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。