「────契約しよう、エリザベト。俺がお前を救ってやろう」 降りしきる雨の中、追われる身であったエリザベトは、逃げ延びた先にある邸宅の扉を叩いて助けを求める。助けてくれた邸宅の女主人レオンティーナが魔女であると分かり恐ろしくも見えたが、自分に何が起こったのかを話すとそれを愉快に思い、さらには助けてくれると言う。 藁にも縋る思いで契約したエリザベトはレオンティーナから与えられた『エルザ・ローズ』に名を改めて、彼女の旅に同行する事に。 ひょんな事から出会った二人は旅の中で、心を通じ合わせていく────。
更新:2024/5/17
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
アドワーズ皇国の皇女フロレントは十八歳にしてクーデターに遭い、深手を負って逃げるも追い詰められてしまう。もはやここまでかと諦めそうになったとき偶然にも逃げ延びた先にあった不思議な紋様を見つけ、彼女の血が魔族の封印を解き放った。 エスタ・グラムを名乗る魔族によって命を救われたフロレントは再び皇国の栄光を取り戻そうと彼女の力を借りる事になり、望んだものを手に入れるために望まないものを手に入れる決意をする。 ────これは宿命を背負った少女と魔族たちの復讐と絆の物語。 ※定期更新(現在毎日更新中です)
更新:2024/4/21
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
小さなボロ家で目を覚ました悪魔・リオ。何者かに召喚されたはずだが契約すべき相手はおらず、部屋を調べてみると自身を供物に捧げており出会うことができなかった。 しかし願いは手紙に残され、叶えてやろうと覗き見た契約者の記憶にある姿は自分とそっくり。違うのは髪と瞳の色くらいなもので、奇しくも名前まで同じ『リオ』だった。 アンフェールという姓で魔法学院の新人教師だった『リオ』は、生徒たちからの酷い嫌がらせを受け、同僚にも味方はいない。実力主義的で権力に媚びている薄汚い場所だと思った悪魔のリオは、自分なりの手段で魔法学院に関わっていく……。
更新:2022/12/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
魔女は世界にひとりしか存在しない。 レディ・ローズこと魔女ローズ・フロールマンは世界各地をめぐるさすらいの旅人だが、各地で名前が通っていて、名誉な地位を持ち、貴族たちから依頼を受けたりすることもある。 『どうしてもあなたの力が必要なの』。ぶっきらぼうだったり、朗らかに笑ったりとつかみどころのない彼女は、ある日そうして、とある国の女王に招待を受ける。「構いませんとも、女王陛下」と悩みを聞こうと訪ねたローズは頭を抱えることに。 女王の願いとは、我が子を城から連れ出して旅に同行させることだった。 仕方なく仕事を引き受けるローズだったが────。 ※第九回ネット小説大賞一次選考通過作品 応援イラストプレゼント企画 特賞『書籍表紙風イラスト』受賞 ※『カクヨム』様にもイラスト無しで掲載されております。
更新:2022/2/15
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。