ログイン/新規登録
※事前に利用規約をご確認いただいた上で登録をお願いします。
メールアドレスで登録
Googleで登録
Twitterで登録
メールアドレスでログイン
Googleでログイン
Twitterでログイン
作品
レビュー
登録/ログイン
その他
@オノログ
作者:創造執筆者
トレンド
タグ
書籍化
コミカライズ
作:創造執筆者
「ナディア、僕は君を愛すことが出来ない!君よりもミナミのことを守ってあげたいんだ!」 私の婚約者であった殿下はよりにもよって私に婚約破棄を言い渡したのだ。しかも、私を捨てた理由は私の実の妹であるミナミが原因だった。 「おねぇちゃん、私も殿下のことが好きになってしまったの。譲ってくれるよね?」 この子は昔からこれだ。自分が望めばなんだって叶うと思っている。 「そうか、そうか、ミナミがそういうのならナディアは諦めなさい。」 「そうよナディア、ミナミは体が弱いんだからあなたが譲ってあげなさい。」 その原因はこの両親だろう。ミナミは昔から体が弱く病気がちだ、そのため両親はいつもミナミのことを一番に考え、彼女の要求には何だって答えてきた、私のことを犠牲にして。彼らの言い分では私は病気がちではないから妹のために我慢しなければならないのだ。 「もう我慢できない!あなた達とは縁を切らしていただきます!」 しかし、彼らは知らない。ミナミは病気がちなのではなく、呪いに侵されていたのだ。私には物心がついたときから聖女の力があった。この力でミナミの呪いの存在に気づいたのだ。 そして、その呪いがうつることも知った。だから私は今まで誰にも打ち明けず、彼女の呪いの症状を聖女の力で抑え込んでいた。 だけど、もうそんなことはしてあげない。私が陰でどれだけ苦労しているかも知らないで!殿下、気を付けてくださいね。私はミナミのために聖女の力を使いませんからその呪い、うつりますよ!
更新:2022/2/24
評価
読んだ
気になる
読んでる
「お前は今日をもってシルドラ家から追放する。今後。シルドラの名を名乗ることは許さん」 「ようやくお前の顔を見なくて済みそうですね。まったく、さっさと出ていきなさい」 「そうですねお母さま、ようやくお姉さまの顔を見なくて済みそうです。あら、もうお姉さまなんていないんでした。下民は早く出ていきなさい」 父と義母、妹がそう言い渡す。 クレハ・シルドラはライスオット帝国のシルドラ伯爵の長女であったが今日、家を追放された。家を追放された彼女は絶望の淵に立たされなかった。 「ようやく追放してくれましたか。まったく手を回すのに苦労しましたわ」 そう、彼女は自分から追放されたのだ。彼女は生まれながらにして前世の記憶があったのだが自分の家での扱いがひどかったため家族にはそのことは黙っており、前世の知識を生かして追放されるように手を回していた。 「追放されたのは良かったけど今までのことが許されるなんて思わないことですわね」 自ら家を追放されたクレハだが、今までの仕打ちを忘れたわけではない。 クレハの盛大な仕返し計画が今、始まる。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------- 評価・星などを頂ければ作者のモチベーションが上がります! フォローもして頂ければ幸いです。 よろしくお願いいたしますm(_ _)m 2022/02/17追記 サポーターズプログラムに関して近況ノートに作者の見解を示していますのでぜひともご覧ください!
更新:2022/4/11
貴族が絶対の国、メロロ王国。ミラナリアは国防のために国一体に結界を張る仕事を行っており、日夜メロロ王国を魔物の被害から守っていた。 いや、正確には無理やりさせられていたのだ。もともと平民であった彼女の能力に目をつけたメロロ国王が無理やり彼女にこの仕事を任せていたのだ。貴族が絶対であったこの国で彼女が誘いを断る選択肢はなかった。そんな中、国王は考えついてしまったのだ。自身の息子と彼女の間に生まれた子供であれば同じ能力を引き継ぐのではないかと。 そこからは国王命令で王子の婚約者となったミラナリアであったが当然のこと平民の彼女を良く思う王子ではない。彼女は婚約者であるにも関わらず、いないものとして扱われたりと散々なものであった。 いないものとして扱われるだけなら直接の被害はないはずであったが、王子のことを狙っていた貴族の令嬢たちからしてみれば平民であるミラナリアが自分たちを出し抜き、婚約者となったのだ。彼女たちがそんなことを許せるわけがなく、ミラナリアは理不尽な扱いを受けることになる。 そんな日々に耐えている中、病気のせいで国王があっけなく崩御してしまったのだ。そのため、ミラナリアの婚約者であった王子が国王として即位することとなる。彼が国王となり、初めに行った仕事はミラナリアの追放だった。 「平民風情が、私の婚約者など片腹痛い。今すぐに我が国から出ていけ!次にお前を見つけたら粛清してやる。」 国王の命令で仕方なく婚約していた王子であったが、王子である自分の婚約者が平民のミラナリアというのが気に入らなかったのだ。 その日のうちに着の身、着のままでミラナリアは国を追放されてしまう。わずかばかりの財産もなく、追い出されてしまった彼女が生きていくのは絶望的だった。しかし、その瞬間に彼女は思い出したのだ、日本という国で暮らしていた前世の自分を。 「思い出したわ!ていうか、国から逃げ出せないなんてどれだけヤバい国なのよ!追い出されて正解だわ。頼まれてもあんな国に残らないわよ!さっさと別のまともな国に行きましょう!」 ミラナリアを追い出し、自分を慕う貴族令嬢たちと甘い夜を過ごす新たな国王、彼の気分は非常に良かった。しかし、彼は理解していなかったのだ。なぜ、自分の父であった国王がミラナリアと婚約させたのかを。 平民の彼女のことなど誰も気に留めようとしなかったため彼女が結界を国中に張っていたのは亡くなった国王しか知らないことだった。次第に、ミラナリアの結界が無くなったメロロ王国では今まで現れることのなかった魔物たちが出現し被害が出始める。 一方そのころ、ようやくメロロ王国から解放されたミラナリアは平民が暮らしやすいサクラ王国で自らの力を活かし、活躍していくのだった。
更新:2022/1/4
「お前は今日をもってシルドラ家から追放する。今後。シルドラの名を名乗ることは許さん」 「ようやくお前の顔を見なくて済みそうですね。まったく、さっさと出ていきなさい」 「そうですねお母さま、ようやくお姉さまの顔を見なくて済みそうです。あら、もうお姉さまなんていないんでした。下民は早く出ていきなさい」 父と義母、妹がそう言い渡す。 クレハ・シルドラはライスオット帝国のシルドラ伯爵の長女であったが今日、家を追放された。家を追放された彼女は絶望の淵に立たされなかった。 「ようやく追放してくれましたか。まったく手を回すのに苦労しましたわ」 そう、彼女は自分から追放されたのだ。彼女は生まれながらにして前世の記憶があったのだが自分の家での扱いがひどかったため家族にはそのことは黙っており、前世の知識を生かして追放されるように手を回していた。 「追放されたのは良かったけど今までのことが許されるなんて思わないことですわね」 自ら家を追放されたクレハだが、今までの仕打ちを忘れたわけではない。 クレハの盛大な仕返し計画が今、始まる。 --------------------------------------------------------------------------------------- ブックマークや評価をしていただければ大変ありがたいです! 高評価を頂ければ作者のモチベーションが爆上がりします! よろしくお願いいたしますm(_ _)m この作品はアルファポリス様とカクヨム様でも投稿しています。 新作小説「一年後、僕は君に愛していると伝えたい」 https://ncode.syosetu.com/n8016hd/のほうもよろしくお願いします。
貴族が絶対の国、メロロ王国。ミラナリアは国防のために国一体に結界を張る仕事を行っており、日夜メロロ王国を魔物の被害から守っていた。 いや、正確には無理やりさせられていたのだ。もともと平民であった彼女の能力に目をつけたメロロ国王が無理やり彼女にこの仕事を任せていたのだ。 貴族が絶対であったこの国で彼女が誘いを断る選択肢はなかった。そんな中、国王は考えついてしまったのだ。自身の息子と彼女の間に生まれた子供であれば同じ能力を引き継ぐのではないかと。 そこからは国王命令で王子の婚約者となったミラナリアであったが当然のこと平民の彼女を良く思う王子ではない。彼女は婚約者であるにも関わらず、いないものとして扱われたりと散々なものであった。 いないものとして扱われるだけなら直接の被害はないはずであったが、王子のことを狙っていた貴族の令嬢たちからしてみれば平民であるミラナリアが自分たちを出し抜き、婚約者となったのだ。 彼女たちがそんなことを許せるわけがなく、ミラナリアは理不尽な扱いを受けることになる。 そんな日々に耐えている中、病気のせいで国王があっけなく崩御してしまったのだ。そのため、ミラナリアの婚約者であった王子が国王として即位することとなる。 彼が国王となり、初めに行った仕事はミラナリアの追放だった。 「平民風情が、私の婚約者など片腹痛い。今すぐに我が国から出ていけ!次にお前を見つけたら粛清してやる。」 国王の命令で仕方なく婚約していた王子であったが、王子である自分の婚約者が平民のミラナリアというのが気に入らなかったのだ。 その日のうちに着の身、着のままでミラナリアは国を追放されてしまう。わずかばかりの財産もなく、追い出されてしまった彼女が生きていくのは絶望的だった。 しかし、その瞬間に彼女は思い出したのだ、前世の自分を。 「思い出した!ていうか、国から逃げ出せないなんてどれだけヤバい国なのよ!追い出されて正解だわ。頼まれてもあんな国に残らないわよ!さっさと別のまともな国に行きましょう!」 ミラナリアを追い出し、自分を慕う貴族令嬢たちと甘い夜を過ごす新たな国王、彼の気分は非常に良かった。しかし、彼は理解していなかったのだ。なぜ、自分の父であった国王がミラナリアと婚約させたのかを。 この作品はアルファポリス様とカクヨム様でも投稿しています。
婚約破棄系の小説が大好きな俺は気づけばとある国の王子に転生していた。そんな俺にも、例のイベントが訪れることになる。そう、婚約破棄イベントだ。 いま、俺の腕にはなぜかわからないが、いわゆる守ってあげたい系の小柄な男爵令嬢がしがみついて俺の婚約者にされた仕打ちを大勢の貴族達がいる前で叫んでいる。 俺の婚約者も弁解をしようとするが周囲の貴族達は誰も信用しない。前世で散々見てきた小説では俺はこの後、彼女に婚約破棄を言い渡し、男爵令嬢と結ばれるだろう。 しかし、こんな場面は前世でたくさん見てきたからこそ言いたい! 「いや、普通に自分の婚約者を信じるでしょ!」 俺の言葉に婚約者を含む全員が固まってしまうのであった。いや、なんでやねん! この作品はアルファポリス様とカクヨム様でも投稿しています。
更新:2022/1/30
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。