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@オノログ
作者:向こう側
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書籍化
コミカライズ
作:向こう側
バナナの危険性についてのお話。
更新:2010/6/21
評価
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僕と彼女とちくわの話。
更新:2010/6/12
雨の日には彼女の棺に物語を。
更新:2010/6/10
呆然としている紳士の話。
更新:2010/5/28
ある傷にまつわる物語。
更新:2010/5/17
僕と委員長の屋上での話。
更新:2010/5/18
偽りに隠された誰も知ることの出来ない真実の物語?
更新:2010/5/11
月の呼吸の音さえ聞こえそうな程の、静かな夜。僕はリビングのテーブルに座り、コーヒーを飲んでいた。時計が針を進める音だけが、辺りに響いていた。僕は何を思うわけでもなく、瞳を閉じたり、手を見つめたりしていた。 人の気配がして後ろを振り返ると、七歳になる娘が立っていた。暗闇の中、薄紅色のパジャマだけが浮かび上がっていた。僕は何故か、娘は僕の命を奪いに来たのかもしれない、という錯覚に襲われた。冷たい汗が、背中を伝った。僕は娘を恐ろしく思ってしまった自分の思いを吹き飛ばすために、強い声で言った。 「どうしたんだ、眠れないのか」 「うん」娘は不安そうに言った。僕に怒られるんじゃないかと心配しているのだ。 幸いな事に、明日は日曜日で僕の仕事も休みなので、娘を横に座らせ、すこしお喋りをする事にした。それに、さっき僕が感じた不吉な思いは間違いで、僕は娘を愛しているんだという事を確認したかった。
更新:2010/4/16
いつの間にか、空は黒に落ちていた。まるで、星の消えた宇宙のような暗闇が窓の外に広がっていた。そこには何もかもが存在し、また何もかもがなかった。その闇に潜んでいるものがいるとすれば、そいつは何を望んでいるのだろうか。 舞の顔からは血の気が失せ、白というよりはそのまま霞んで消えてしまいそうな色をしていた。舞の後ろに拡がる漆黒とその色の不思議なコントラストが僕を我に返らせた。 「ごめん」と言い、僕は舞の手首を放した。 舞は放心したかのように、血に染まった包帯を見つめていた。まるで、今まで生きていると思っていた友達が、実はぬいぐるみだと気付いた子供のように。 僕がナースコールに手を伸ばそうとすると、舞がその腕にそっと触れた。 舞は造形美を目的に作られたような、ぞっとするほど優しい笑顔を顔に張り付け、綺麗な涙を一滴、僕の腕に落とした。その涙はまるで生きているみたいに僕の体に入ってきた。 僕も舞と同じように、涙を流すという行為をしたかった。でも、僕に涙を流す資格は無いらしい。たまらなく悲しく、空しいのに涙は一滴も流れてくれなかった。 <本文より>
更新:2009/11/6
「未来で待ってる」その言葉が世界滅亡のきっかけだった。 世界を守るため未来から来た少年はある少女と出会う。その少女と出会い少年はどう変わっていくのか。SF学園物です。
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
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